2004年8月28日

角五郎丁でQTVR

(注)QuickTimeVRは、現在はサポートされていないので、見ることができません

ひさしぶりにQTVR撮影をしてきました。国道48号線の南側にある十二軒丁,中島丁,角五郎丁が撮影ポイントです。

今回は一気に8ヶ所で撮影してきました。しかもいずれも三脚なしの手持ち撮影でした。
三脚に手製のブラケットをとりつけたほうが,より正確に合成できるのですが,手持ちには手持ちの良さがあり,なんといってもEOS10Dを使用することで,360°撮影するのがものの20秒くらいでできてしまいます。
Cybershot S-70はさすがに4年前の機種ということもあり,シャッターを切ってから次のシャッターを切るまでの間隔が3秒以上空いてしまうため,360°回しながらの撮影では,1分近くかかってしまいます。交通量の多い場所では,これだけ時間をかけてしまうと,最初と最後の画像がまったく合わないということが発生するのです。

手持ちでもできるだけ水平垂直にカメラを保持するため,カメラのストロボシューに取り付けるタイプの水準器を用いました。
これでほぼ満足のいく合成ができましたが,さすがに細かい電線が何本も張ってあるような場所の合成は難しいです。

残りの7ヶ所については合成とレンダリングが終わり次第,順次公開する予定です。

2004年8月28日撮影

注:上のVRムービーを見るには、QuickTime 5.0以上が必要です。
撮影機材:EOS10D + AF17-35(Tamron)※三脚無し
オーサリングソフト:PhotoStitch(Canon)/MakeCubic(Apple)/QuickTime Pro(Apple)

2004年8月23日

へくり沢を行く


八幡町を縫うように走る,赤い舗装の歩行者専用道路。ここはかつて巴川という川が流れ,下流にはへくり沢という沢になっていたそうです。川の名残りを確かめるため,歩道を歩いてみました。

八幡町は,今でこそ国道が通っていますが,かつては鶏沢,へくり沢という2つの沢があり,西から仙台城下に入る時の難所だったそうです。
へくり沢は,現在も国見にある壽徳寺のあたりから八幡町を通って広瀬川に流れる巴川という川によって削られた峡谷だったということで,角五郎丁や広瀬町に今もなお峡谷の地形が残っています。

壽徳寺から広瀬町までの道を歩いて,川の名残りを確かめてみました。


写真をフォトアルバムにまとめましたので、どうぞご覧下さい。(.Mac Homepageで公開していたアルバムを、Picasaフォトアルバムに移転しました。)

次回は,もうひとつの沢,鶏沢を探してみたいと思います。


※元のブログについたコメントを掲載させていただきます。
こんにちは。
私にとって八幡町から西は崖(つまり、先が不明)になっていましたが、最近少し地形が分かるようになってきました。今回ものでも、ああ、これこれと言えるものは#3の一部です。

J さんにはぜひハンディGPSをお持ちいただきたい。地図を見ながらどこで撮ったかが分かるとまた一段と興味が湧くと思うのです。
miya | Homepage | 08.22.04 - 9:59 pm | #

ハンディGPSは持ってないんですよね。
確かに,写真のところに行ってみたいと思われる方もいらっしゃると思うので,地図を使った説明があるといいかもしれませんね。
いい方法を考えてみます。
J's Garage | Homepage | 08.22.04 - 10:05 pm | #

苦肉の策で,MapFanWebへのリンクを貼ってみました。自分の目で確かめてみたいかたは参考にしてください。
J's Garage | Homepage | 08.22.04 - 11:39 pm | #

2004年8月22日

四ッ谷用水の本流を行く

藩政時代に作られた四ツ谷用水。その本流が函渠に姿を変えて,八幡町の地中を東から西に流れています。どこをどう通って流れているのか,歩いて検証してみようと思いました。

四ツ谷用水は現在は工業用水として使用するため,函渠と呼ばれる四角い断面のトンネルの中を流れています。函渠の上は歩道になっているのですが,ところどころに橋がかかっており,立ち木が茂っている場所もあるため,はじからはじまで歩き通すのは難しいです。
何度か国道に戻ってはまた道路に入って橋の上から撮影するという繰り返しとなりました。

四ツ谷用水が横糸とすれば,縦糸に相当するのが鶏沢とへくり沢。四ッ谷用水が増水で溢れそうになった時は,これらの沢に通じる水門を開けて流したそうです。2つの沢は埋め立てられ暗渠になっていますが,次回はぜひ,へくり沢とその上流にあたる巴川の名残りを訪ねてみたいと思います。

2004年8月20日

十二軒丁でQTVR

(注)QuickTimeVRは、現在はサポートされていないので、見ることができません

前回の撮影で,ワイコン対策の手製ブラケットが功を奏したので,八幡町の細い裏道に抜ける交差点で,同じセッティングで撮影しました。

今回のロケーションは,国道48号線の土橋通り交差点のすぐ西側にある,細い裏道に抜ける交差点です。この裏道は石切町に抜ける道なのですが,車で入ると石切町の手前で行き止まりとなり,歩いて抜けることしかできません。

国道48号線はさすがに交通量が多いので,できるだけ車が写らないようにタイミングを待っての撮影となりました。三脚をセットしたのは,細い裏道の入り口付近なのですが,この裏道は車通りが少ないので,撮影中に交通を遮断するようなことにはなりませんでした。

2004年8月19日撮影

注:上のVRムービーを見るには、QuickTime 5.0以上が必要です。
撮影機材:Cybershot S70 + ワイドコンバージョンレンズ(KENKO) + 手製雲台
オーサリングソフト:PhotoStitch(Canon)/MakeCubic(Apple)/QuickTime Pro(Apple)

【追記】
撮影ポイント付近がかつて十二軒丁と呼ばれていたそうなので,タイトルとURLを変更しました。

2004年8月17日

四ッ谷用水跡地でQTVR

(注)QuickTimeVRは、現在はサポートされていないので、見ることができません

八幡町には藩政時代に作られた四ッ谷用水の名残がいまも残っています。今は地中に隠れてしまっている四ツ谷用水の跡地でQTVRを撮影しました。

前のエントリーで書いた,手製雲台をテストすべく,見晴らしのよいこの場所を選びました。
ポイントは目の前の電柱。この電柱と,背後にある民家との位置関係が,カメラをパンしてもズレないところにご注目ください。

2004年8月16日撮影

注:上のVRムービーを見るには、QuickTime 5.0以上が必要です。
撮影機材:Cybershot S70 + ワイドコンバージョンレンズ(KENKO) + 手製雲台
オーサリングソフト:PhotoStitch(Canon)/MakeCubic(Apple)/QuickTime Pro(Apple)

いかがでしょうか。
0.5倍のワイコンをつけて,35mmフィルムカメラ換算で17mmくらいの超広角レンズに変貌したCybershotでも,位置関係がずれることなく,合成もスムースにできました。
やはり,このくらいの画角で撮影すると,パノラマな雰囲気がよく出るなあと思いました。

※元のブログについたコメントを掲載させていただきます。

きれ〜いにぐるぐる回ってますねぇ。
一回水中でやってみたいです〜。
t0mori | Homepage | 08.17.04 - 4:42 am | #

水中でQTVR良いですねえ。
上下左右360°動かせるCuvicVRだと、かなりの迫力になります。
魚眼レンズが必要になります。
J's Garage | Homepage | 08.17.04 - 10:51 am | #

これ、QTVR初めてみましたがおもしろいですね。
かなり立体感もあるんですね、超広角だからですかね。
上方に向けてぐるぐる回すと目が回りそうです。
masatox | Homepage | 08.21.04 - 1:17 am | #

masatox さん,ご覧いただきありがとうございます。QTVRの中でも新しいCuvicVRだと,上下左右360度ぐるぐると動かせるので,迫力満点なのですが,これは魚眼レンズがないと作れません。
広角レンズで作れないことはないらしいですが,撮影枚数が膨大になるらしくて。
とりあえず手軽に作れる左右360度のQTVRを沢山作ろうと思っていますので,次回をお楽しみに。
J's Garage | Homepage | 08.21.04 - 1:34 am | #

ああ、これは面白いですねー。
QTVR を見てすぐに書けるというのも、確かに効率的だと思います。

それとエントリ以外のページでこうして使うというのも面白いです。
mojo | Homepage | 08.21.04 - 11:08 am | #

エントリみるまで気づきませんでした。
何も考えずにコメントを書いていました。
こういう使い方もできたんですね。
私も何か考えようかな。
masatox | Homepage | 08.21.04 - 11:23 am | #

夕べ寝付けないでいる時に突然思い立ちまして,夜中の3時にエントリー上げたのは私です。
前々からblogと.Mac HomePageをどうやったらうまく連携させられるかなと考えていたので,一歩前進という感じです。
J's Garage | Homepage | 08.21.04 - 9:08 pm | #

ワイコンを活かす手製雲台

ワイコンをつけた状態で,カメラのレンズの中心と三脚の回転軸を一致させるべく,手製の雲台を作成しました。といっても,ブラケットを1個追加しただけなんですけどね。

これが今日作ったばかりのQTVR用手製雲台。雲台っていうかただの金具です。これまで使っていたエツミの縦位置L型ブラケットに,同じくエツミのストレートブラケット(ネジ付き)を組み合わせました。



真上から見たところ。


これにワイコン付きのカメラ(Cybershot S70)を取り付けるとこうなります。


上の画像の赤いが,レンズの中心点であり,三脚の回転軸です。
レンズの中心点を見つけるのは,なかなか簡単ではなく,外見からは判断が難しい。間違いないのは,三脚に取り付けた状態で,デジカメの液晶画面に移る画面を見て確認すること。中心点の設定が悪いと,撮影地点のすぐ近くに電柱がある場合などに,カメラをパンした時に,電柱と後ろの建物との位置関係がズレてしまうのですぐ分かります。

出来上がった手製雲台を使って,ひさしぶりにQTVRを撮影してみましたので,次のエントリーをご覧下さい。

2004年8月15日

iDiskがピンチ

iDiskの残りが心もとない状況になってきました。お金を払って増量するべきか,それとも内容を精選するべきか。迷ったあげく,一番容量を食っているフォトアルバムの減量に挑戦したのですが,これが大失敗でした。

iDiskの容量は100MB。ちょっと前までは余裕だったのですが,3月にEOS10Dを買ってから,調子に乗ってフォトアルバムをがんがん作りまくっていたら,いよいよ残りが10MBを切りそうになってしまいました。

年8,190円の追加料金を支払うと,容量が200MBになります。いずれはそうしなくてはいけない時がくるかもしれませんが,まずは減量作戦で無駄なスペースを削ろうと考えました。
特にスペースを食っているのが,フォトアルバムでありまして,Picturesフォルダだけで45MBも使っています。

フォトアルバムはiPhotoでアルバムを作って,そこから自動的に画像をアップしてくれるので,すっかりおまかせで作っていたのですが,EOS10Dの撮影モードがJPEG-Large(最大)なので,そのまま公開というのは考えてみると非常にもったいない。(サイズだけはiPhotoが横799ピクセルにリサイズしてくれる)

そこで,これらのフォトアルバムの画像をPhotoshopを使って,JPEG-標準くらいに減量しようと考えました。
かといって,1個1個ファイルを開いて変換というのは面倒なので,Photoshopのバッチを使って,指定したフォルダ内のファイルをJPEG-標準に書き換えることにしました。

ところが,これで3つくらいのフォルダを自動的に書き換えたところ,逆にiDiskの残量が減って,ほとんど満杯に近い状態になってしまったのです。どうなってんのかしら。

たぶん,Photoshopで書き換えた時に,アイコンとプレビューの情報が付加されてしたのが原因ではないかと思いますが,はっきりしません。

とりあえず,今回書き換えた3つのフォトアルバムは削除してしまいました。近いうちに復活させたいと思います。


※元のブログについたコメントを掲載させていただきます。

昨日iDiskにアクセスしてHTML書類(激軽)をアップしようとしたら、なんと出来ない! 何かと思ったら、iDiskの容量がゼロになってました。

結局一度接続を解除してつなぎなおしたら直ったのですが、iDiskは時々挙動がおかしくなりますねー。

ひょっとして書き換えたつもりが、iDiskの方でうまく書き換えられなかったということもあるかも。

disk 容量の件は、写真類だけ無料サイトに置くという手もありますね。でもiBlog&iPhotoの便利さが半減しちゃうか…。
mojo | Homepage | 08.14.04 - 11:33 pm | #

いくらブロードバンドとはいえ,iDisk上の画像ファイルを直にPhotoshopで処理しようとしたのも良くなかったと反省しています。
これからはあらかじめサイズと圧縮設定を適正に行ってから,フォトアルバムを公開するようにしようと思います。
プロバイダのスペースがまだ30MBくらい残っているので,そちらを活用する手もありますが,iDiskの増量は避けて通れない課題かと思っています。
J's Garage | Homepage | 08.14.04 - 11:56 pm | #

昨日,公開したばかりの「本田宗一郎と井深大展」を削除して,さきほど作り直しました。(キャプションはまだつけてませんが)
今回は,PhotoshopのドロップレットでリサイズとJPEG圧縮(標準)を施してから,iPhotoに取り込んで公開しました。
これまでのように,カメラからiPhotoに取り込んだ画像をそのまま公開していたものと比べ,ファイルのサイズが3分の1程度に抑えることができました。
ひと手間増えて利便性は低くなりますが,しばらくはこの方法でいってみようと思います。
J's Garage | Homepage | 08.15.04 - 1:15 am | #

Photo にハマると容量が苦しくなりますね....。
僕も写真をアップしていますが、Galerieのほうが
サイズを調整出来るので、少しは容量を稼げるかもしれません。

こちらのレシピを参考に、初めてQTVRに挑戦しました。撮影時、三脚を忘れたため、IXY-Lのスイッチアシスト・モードで撮影14枚で合成し完成しました。
天地の余裕が必要ない場合はこれで充分かなと思いました。
合成時のレタッチを全くしていません。

容量はまだ50Mありますが、photoレビューを少なくしようかなと思っています。
kohatchan | Homepage | 08.16.04 - 12:01 am | #

QTVR 楽しいですよね。私はすっかりハマってしまいました。ここのところテレビばっかり見ているので,全然撮影に出かけてませんが。(福原愛よくがんばった!)
Galerie というソフトは知りませんでしたが,なかなか良さげですね。iPhotoでも.Mac HomePageに載せる以外に,ファイル-書き出し-Webページとすると,ローカル上にフォトアルバムを作ってくれます。
ただ,できあがったアルバムが素っ気ないものなので,その点ではGalerieのほうが良さそうです。
J's Garage | Homepage | 08.16.04 - 11:47 am | #

>テレビばっかり見ているので
あらら..

Galerie はIPhotoとも連動できますし、フレームもテンプレートでセンスの良いものがあります。
もちろん、オリジナルも作れます。
最新バージョンは3.4で環境設定やコントロールも日本語表示で、大変良くできたFreeソフトです。
こちらでご確認ください。
http://www.myriad-online.com/en/...cts/ galerie.htm
kohatchan | Homepage | 08.16.04 - 9:38 pm | #

私もiDiskの容量に不安を覚えているくちです。
何も考えずに解像度の高い写真を放りこんでいましたので・・・。
容量追加している方って結構いらっしゃるのでしょうかね?
shotam | Homepage | 08.17.04 - 1:51 am | #

Galerie 試してみました。ちゃんと日本語化されていたので,安心して使えます。
試しに,以前iPhotoで公開したことのあるアルバムを選択して,Galerieでwebページを作成してみました。私の設定方法が悪かったのかもしれませんが,Galerieで作ったファイルのほうが,容量が大きくなってしまいました。なんでだろう?
それと前から気になっていたのですが,iPhotoで作ったアルバムのサムネイルって,どこに保存されているんでしょうかね。iDiskのpicture フォルダには,大きいサイズの画像しか入っていないようなんですが,アルバムを見てみると,ちゃんとサムネイルが用意してあるみたいで,摩訶不思議です。
J's Garage | Homepage | 08.17.04 - 2:22 am | #

2004年8月14日

本田宗一郎と井深大展

HONDAとSONYの創始者はお互いに尊敬しあう友人だったそうです。二人の功績と両社のあゆみ,そして歴史的な名機の数々が展示された展示会に行ってきました。

ローソンでチケットを手に入れて出発しました。会場は仙台市宮城野区にある卸町サンフェスタです。
平日ということもあり,あまり混雑していなかったのと,小さい子どもがいなかったので,落ち着いてゆっくり見る事が出来ました。
HONDAについては,今載っているCR-Vが初めてのホンダ車なので,昔の話はよくわかりませんが,SONYに関しては父と私と親子2代に渡るSONY党なので,懐かしい思いで見させてもらいました。

フォトアルバムも13と増えてきたので,八幡町関係のアルバムを独立したサイトに移動しました。これまでのエントリーに貼られたリンクの一部がリンク切れになっていますが,ぼちぼちと修正していく予定ですのでよろしくお願いいたします。


※元のブログについたコメントを掲載させていただきます。

私も大阪の“本田宗一郎と井深大展 ”に行ってきました!!沢山の勇気を頂きました!!
フェラーリ大好き双子 | Homepage | 12.18.04 - 8:41 pm | #

コメントいただきありがとうございました。
多くの人達に見てもらいたいイベントですね。
J's Garage | Homepage | 12.19.04 - 8:09 pm | #

2004年8月13日

悪いのはワイコンじゃなかった

QTVR撮影のために,Cybershot用のワイコンを購入したのだが,撮影した画像の合成がなかなかうまくいかず,使われない状態になっている。しかし原因はワイコンじゃなかったのだ。

QTVR撮影では,できるだけ大きい画角で撮影したほうがパノラマ感が出ます。Cybershotのワイド端は35mmカメラ換算で34mmというところなので,これを補完すべく,KENKOのワイコン(ワイドコンバージョンレンズ)を購入したのですが,いさんで撮影した画像がうまく合成できないことが多く,とてもがっかりしたのです。

そこで最近は仕方なくワイコン無しで撮影していたのですが,合成がうまくいかなかった原因はワイコン自体ではなかったことに,今頃気がつきました。


写真を見てわかるとおり,ワイコンと専用アダプタを装着すると,レンズの先端がかなり前のほうになってしまいます。
QTVR撮影では,レンズの回転の中心(ノーダルポイント)と三脚の回転の中心が垂直線上にないと,カメラの角度によって,手前のものと奥のものとの位置関係がずれてしまうのです。
ノーダルポイントはレンズの先端ではなく,おおむね,カメラのCCDとレンズの先端の中間地点くらいになるようです。
従って,ワイコンを装着してQTVR撮影をする際は,ノーダルポイントが前に移動した分だけ,三脚に対するカメラの取り付け位置を,後方にずらさなくてはいけなかったのです。それをそのまま撮影していたから,画像の合成がうまくいかなかったということで,つまりは私がイケなかったのです。

カメラの取り付け位置を後方にずらすには,三脚の雲台に別の金具をつけて縦位置L型ブラケットそのものを後方にずらすしかありません。
雲台にとりつけるタイプとしては,ベルボンのマクロスライダー なんかが良さげですが,11,025円とちょっとお高いので,お手軽QTVRではなくなってしまう。
縦位置L型ブラケットを作っているエツミから,スライディングプレート というのが出ていて,こちらは2,100円とぐっとリーズナブルで,15mmから123mmの範囲で,三脚のネジとカメラのネジ穴との間隔を調整することができるそうです。
これで一度は死んだと思ったワイコンが日の目を見られるかもしれません。


※元のブログについたコメントを掲載させていただきます。

関係のないエントリにコメントして申し訳ないです。
RSS リーダーで巡回しているのですが、リンクのように、divと表示されて要約がないんですけど、これはどこがおかしいんでしょうねえ?

実は僕のBlogも同じようにdivと表示されて要約が現れないんです。RSSがおかしいってことは分かりますが、何がおかしいのやら…。
mojo | Homepage | 08.13.04 - 10:47 pm | #

あれ?要約が見えてないですか?
私が使っているPulpFictionというリーダーでは見えているんですけどねえ。
もちろん,mojoさんのRSSもちゃんと要約が見えてますよ。
J's Garage | Homepage | 08.13.04 - 11:55 pm | #

あらら、じゃあこっちのRSSリーダーの問題かな。
PulpFiction は僕もいいと思ったんですが、なぜか僕の環境だと落ちまくってやめてしまいました。

まあどっちみちiBlogの調子が悪いので、いろいろチェックしてみます。
mojo | Homepage | 08.14.04 - 10:48 am | #

八幡町VRマップ

(注)QuickTimeVRは、現在はサポートされていないので、見ることができません

荻窪圭さんの世田谷VR地図 のパクリですが,八幡町の地図からこれまで作ったQTVRへのクリッカブルマップを作りました,という話です。

ウェブページを作り始めてもう8年になりますが,恥ずかしながらクリッカブルマップを作ったのは,今回が初めてでした。

手順は,次のとおりです。

  1. アルプス社のプロアトラスから切り出した地図をPhotoshopで開き,QTVRを撮影したポイントに赤い●印をつける。
  2. GoLiveで新しいページを作成し,Photoshopで修正した地図の画像を貼付ける。
  3. 「イメージマップを使用」をクリックして,赤い●印を○で囲って,リンク先を設定する。
  4. .Mac HomePageに公開する。

八幡町VRマップ(リンク切れになっています)

公開してから気がついたのですが,赤い印の上にマウスを持って行かないとそこがどこなのか分からないのは不親切な感じがするので,吹き出しで地名を表示するようにしたいと思っています。

八幡町VRマップができあがったので,まだ撮影していないポイントが自分でもよくわかったので,暇をみつけては撮影にいそしみたいと思います。

2004年8月12日

山下達郎作品集Vol.1

山下達郎が作曲家として他のアーティストに提供した作品を集めたCDが,ファンクラブ通販企画としてリリースされました。

リリースされたのは今年の春頃なのですが,私もようやく手に入れました。
山下達郎ファンクラブの通販企画CDはこれで4枚目となりますが,ファンクラブに入っていない方でも,スマイルカンパニーのサイト からオンラインで購入できるようになっています。

初めて他のアーティストに提供した曲は,黒木真由美さんの「恋人と呼ばれて」だという話を,以前サンデーソングブックかなにかで聞いた事がありますが,残念ながら今回のCDには収録されなかったようです。いろいろ事情がありそうです。

しかし,なんといってもフランク永井の「Woman」が収録されたのはよかった。たぶんこれが初CD化ではないでしょうか。
ゴージャスなオケを聴いていると,アルバム1枚プロデュースする予定が,シングル1枚でおしまいになってしまった理由がなんとなく分かるような気がします。

2004年8月10日

坊主町でQTVR

(注)QuickTimeVRは、現在はサポートされていないので、見ることができません

八幡町の北側にかつて坊主町と呼ばれた町があります。戦災を免れたということもあり,細い道路がいっぱい走っていて,まさに迷宮といった感があります。

前回,半分だけ歩いた赤道の北半分を歩いてみようと出かけたのですが,坊主町の狭い交差点に立ってみると,むしょうに「ここでQTVRを撮りたい!」という気分にかられたのです。
幸い,人通りも少なく撮影には絶好のシチュエーションでしたので,ひさしぶりに三脚なしの手持ち撮影でパチパチと撮ってきました。

2004年8月9日撮影

注:上のVRムービーを見るには、QuickTime 5.0以上が必要です。
撮影機材:EOS10D(三脚なし)
オーサリングソフト:PhotoStitch(Canon)/MakeCubic(Apple)/QuickTime Pro(Apple)

この近くでさらに2ヶ所で撮影しましたので,乞うご期待。
このところきちんと三脚を立てて撮影していましたが,手持ちでも結構いけるものだなと再認識しました。三脚たてると見るからに怪しいので,たまには手持ちでパパッと撮るのも悪くないなと思った次第です。

2004年8月8日

お手軽QTVRの解説

先日アップしたQTVRメモを元に,お手軽QTVR解説を作ってみました。今回は画面をキャプチャした画像もてんこもりに入っています。

「高い機材を買わなくても,Appleのバカ高いQTVRASを買わなくても,お手軽にQTVRが始められるよ,という趣旨でもって,お手軽QTVR解説を作ってみました。」

というとカッコいいけど,実際は自分のためのメモの延長に過ぎません。まあ,勝手に盛り上がってれば,って感じでしょうが,これを見て興味を持ってくれる人がいたらそれだけで私は嬉しいのです。

画面キャプチャはいりまくりで少々重たいページとなっておりますが,どうぞご覧下さい。

はじめに

2004年からQTVR作成を始めてみました。いろんな方法を試してみるうちに少しずつノウハウが分かってきたので,この辺でメモしておこうかと思います。基本路線は,お金と手間をかけない「お手軽QTVR」です。

万年カレンダー「ムーン」


山下達郎のニューシングル「忘れないで」の発売にちなんだプレゼント・グッズが,万年カレンダー「ムーン」。これが今日突然我が家にやってきました。

地元仙台のFM曲,Date-fmの「AIR JAM」という番組の中で,「忘れないで」の曲紹介とともに,プレゼントの募集についても告知があったということで,これを聴いた同居人がハガキを書いたところ,みごと当選したということでした。(同居人は同局へのハガキでグァム島旅行を当てた経歴の持ち主)

「忘れないで」のCDジャケットと同じデザインの箱の中に,その物体は入っていました。

まさしくムーン,月の形をした万年カレンダーです。

月の形をした金属製の枠に1から31までの数字が打ってあります。
その上にバームクーヘンのかけらのような形をした金属製のものが乗っていて,これは磁石で月の上に固定されるようになっています。
バームクーヘン状のものにはSからSまで(つまりSundayからSaturdayまで)の曜日のイニシャルが打ってあるので,週が変わるたびにこれを手動で動かさないとカレンダーの役割を果たしてくれません。

バームクーヘン状のものの裏側には,忘れないで/山下達郎とプリントされています。

2004年8月7日

FINAL DISTANCE + 誰かの願いが叶うころ / 宇多田ヒカル

宇多田ヒカルの2001年のシングル「FINAL DISTANCE」と,2004年のシングル「誰かの願いが叶うころ」です。ジャケットといい,曲調といい,この2つのシングルには共通点が多い。

FINAL DISTANCE

セカンド・アルバム「DISTANCE」のタイトルチューンは軽快なミッドテンポの曲でしたが,ピアノとストリングスを中心とした重厚なスロー・バラードに生まれ変わりました。バラードということで,キーも2度下がっていますが,イントロ無しでいきなり宇多田ヒカルの低いボーカルから始まるところは鳥肌ものです。
FINAL DISTANCEはアルバム「DEEP RIVER」にもおさめられていますが,シングル盤をわざわざ購入した理由は,インストゥルメンタル・バージョンが欲しかったから。仕事がらみで来年行う予定のプレゼンの中で,これをBGMに使いたい場面があるのです。

誰かの願いが叶うころ

CAN YOU KEEP A SECRET?以降,宇多田ヒカルのジャケット写真を手がけていた紀里谷和明氏が,はじめて手がけたビデオクリップがFINAL DISTANCEでした。紀里谷監督の第1回作品となったのが,映画「CASSHERN」で,その主題歌が「誰かの願いが叶うころ」です。
歌詞はもちろん映画の内容と関わるものなのでしょうが,「みんなの願いは同時には叶わない」という一節は,私にとってはテロの恐怖と戦う人たち,戦火の中で泣いている子どもたちという映像を想起させるものでした。

2004年8月6日

忘れないで / 山下達郎

NHKのアニメ「名探偵ポワロとマープル」のエンディング・テーマがマキシ・シングルとしてリリースされました。山下達郎としては「エンドレス・ゲーム」以来と言ってもいいくらい珍しいマイナー調の曲です。

宅配で届いたCDを車の中で聴きましたが,テレビやラジオでオンエアされてたものよりぐっといい音で,竹内まりやの大人っぽい歌詞がせつせつと心にせまってきました。

「ラッキーガールに花束を」は,「忘れないで」とはガラリと違うコンピュータとシンセサイザーを多用した曲ですが,これもいい。

さっそくiTunes&iPodに転送して準備OKです。

2004年8月5日

牛越橋でQTVR

(注)QuickTimeVRは、現在はサポートされていないので、見ることができません

2週間ほど前に一度撮影したもののうまく合成ができずにポシャってしまった牛越橋でのQTVR。今回はなんとかうまくできました。

夕方の時間帯に橋の真ん中で三脚を立てていると,通りがかりの人が何人かすれ違うので,なるべく邪魔にならないように気を使いながらの撮影となりました。

2004年8月4日撮影
注:上のVRムービーを見るには、QuickTime 5.0以上が必要です。
撮影機材:Cybershot S70
オーサリングソフト:PhotoStitch(Canon)/MakeCubic(Apple)/QuickTime Pro(Apple)


前回トライした時は,ワンドコンバージョンレンズを使用したのですが,周辺の歪みが大きすぎて合成がなかなかうまくいきませんでした。今回はワイコン無しで,35mmフィルムカメラ換算で34mmという焦点距離で撮影したので,橋の上の電線もズレることなく合成できたので,満足しています。

2004年8月4日

倫敦に行きたいなあ〜

このところ毎週日曜日の午後8時くらいになると,「ロンドンに行きたいなあ〜」と思うようになりました。その原因は,NHKアニメ「アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル」にあるのです。

アニメのほうは次回が第5話になりますが,毎回アニメが終わった後に「アガサ・クリスティー紀行」というのを3分間くらいやっています。アガサ・クリスティーの故郷やロンドンの町並みの映像が紹介されるのを見るたびに,「ロンドンに行きたいなあ〜」とため息をついてしまいます。

ロンドンといえば,アガサ・クリスティの他にも,コナン・ドイルのシャーロック・ホームズの物語や,イアン・フレミングのジェイムズ・ボンドの物語の舞台としても知られていますし,昔見た映画「小さな恋のメロディ」に登場したロンドンの下町の場面も忘れられません。

毎週毎週「ロンドンに行きたいなあ〜」と言うものだから,同居人には「行ってくれば?」と言われておりますが,ひとりで行ってこいってことか?

ちなみに,「名探偵ポワロとマープル」のオープニングテーマとエンディングテーマは山下達郎が担当していて,この2曲を収録したマキシ・シングルが,まもなく発売になります。


※元のブログについたコメントを掲載させていただきます。

motivation が消える前に行った方が良いです!
男の一人旅もなかなかいいものですよ。

家族で出かけると気疲れしますが、一人なら、時間や行動に制約が無いので、割と自由にスケジュールが作れるので楽しいです。

家族にもそれなりにサービスしてますし、仕事もしっかりやれているという自負もあるので、全く、うしろめたいことはありませんでした。何しろ、自分のお金で行くわけだから.....。
kohatchan | Homepage | 08.05.04 - 1:01 am | #

そうですね。
金と暇ができた頃には足腰立たなくなってたりしたら困りますしね。
行きたいぞ。
J's Garage | Homepage | 08.05.04 - 1:05 am | #

>金と暇ができた頃には足腰立たなくなってたりしたら困りますしね。
その通りです。

倫敦が呼んでいます。
オフシーズンを狙って行けるなら、
航空運賃も、宿もとても安くすみます。
これは天使(悪魔ではありません)の声です.....(^_^;。

ヨーロッパは行ったことがないですが
僕の場合、桑港が呼んでいます。
少し寒いですが、良いところですよ。
kohatchan | Homepage | 08.05.04 - 9:28 pm | #

桑港と羅府には行きました。10年くらい前。
同居人は家族と欧州旅行を経験済みだそうで。
J's Garage | Homepage | 08.05.04 - 11:21 pm | #

2004年8月3日

QTVRメモ

今年から始めたQTVRづくりですが,少しずつノウハウが分かってきたので,この辺でメモっておこうかと思います。

QTVR作成環境(2004年8月版)


カメラ:Cybershot S70 (SONY)
三脚:VGB-36 (Velbon)※借り物
雲台代わりの縦位置L型ブラケット:E-6082 (エツミ)
ソフトウエア:
PhotoStitch (Canon),Photoshop CS (Adobe),MakeCubic (Apple),QuickTime Pro (Apple)

最初はEOS10Dで撮っていましたが,QTVR撮る時はいつも歩いて移動するので,最近は軽いCybershotを使っています。画素数は300万画素とEOS10Dの630万画素よりは落ちますが,QTVRには十分すぎるくらいです。

QTVRはカメラを縦位置で撮影すると天地が広くとれるので,三脚にそのまま固定するわけにはいきません。


QTVR専用の雲台がKAIDAN社などから出ていますが,あくまでお手軽派で通したいので,エツミの縦位置L型ブラケットで代用しています。ブラケットの下部に3つネジ穴が切ってあって,縦の金具に近い方のネジ穴を三脚に固定すると,Cybershotのレンズの中心が三脚のほぼ中心にくるので具合がいいのです。厳密には,カメラをもう少し後方にセットしたほうがいいみたいですが,まあこれで良しとしています。

撮影ポイントに着いたら,通行人の邪魔にならず,かつ見通しの良い,なるべく平らな場所を選んで,おもむろに三脚をセットします。三脚についている水平器でおおまかに水平をとります。(縦位置L型ブラケットの下部にも水平器を取り付ける予定)

カメラの電源を入れ,ズームを目一杯ワイドにします。

最初に撮影した構図がそのままQTVRの初期画面になるので,なるべくそこがどこであるか分かりやすい方角を向いて撮影を開始します。撮影の間隔は,液晶ディスプレイを縦に3分割したと想定して,画面の3分の1ずつズラしながら撮影していきます。だいたい一周18枚から24枚くらいが目標です。

撮影が終わったら手早く三脚を畳み,怪しまれないように気をつけながら帰ります。(QTVRの撮影って,見てる人からは絶対に怪しいと思われているに違いない。)

撮影した画像をiPhotoで取り込んだあと,PhotoStitchで開いて1枚の画像に合成し,JPEG画像に保存します。Photoshop CSでJPEG画像を開き,明るさ,コントラスト,色合いなどを修正し,アンシャープマスクをかけてから,縦400ピクセルくらいにリサイズして保存します。

MakeCubicでリサイズしたJPEG画像を開き,圧縮やTiltの設定を確認してQTVRムービーにコンバートします。

QTVRムービーをQuickTime Proで開き,ファイル-書き出しで「ムービーからファストスタートQuickTime VRムービー」を選択して書き出します。これでできあがり。

というわけで,PhotoStitchだけで作っていた頃に比べると,工程は増えましたが,その分Photoshopでレタッチできるようになったり,スクリーンのサイズを自由に設定できるようになったりと,かなり満足できる仕上がりに近づいてきたと思います。


※元のブログについたコメントを掲載させていただきます。

大変参考になります。
L型ブラケットと水準器は必須ですね。

>見てる人からは絶対に怪しいと思われているに違いない。
そうですね。街の中で人や車の動きを気にしながら20カット近くも撮るには、それなりに勇気がいります。
測量技師のヘルメットと衣装が必要かも.......。

今のところ180度(パノラマ)止まりですが、折角のQuickTime Proが宝の持ち腐れになってしまわないように、一回転してみたいですね。
kohatchan | Homepage | 08.03.04 - 1:09 pm | #

どうもどうも。
測量技師のコスプレをするのはいいアイデアですね。
私はTシャツに短パンという超リラックス・スタイルでしたので,余計怪しかったかもしれません。
後からこのエントリー見て,もう少し親切に書いておけばよかったなと反省しております。
近いうちにそれぞれのソフトウエアの設定画面のコピーなども交えて,もう少し詳しい解説を作りたいと思っています。
J's Garage | Homepage | 08.04.04 - 1:36 am | #

澱橋でQTVR

(注)QuickTimeVRは、現在はサポートされていないので、見ることができません

暑い日が続き,外へ出て写真を撮る気力も失せるほどですが,少し涼しくなった夕方を見計らって,近くの澱橋という橋の上でQTVR撮影をしました。

前回,広瀬川遊歩道を散策した際にも,澱橋の上でQTVR撮影にトライしたのですが,うまく合成することができませんでした。
QTVR撮影用にわざわざ購入したワイドコンバージョンレンズによって,かえって合成が難しくなっているようなので,今回はワイコン無しで撮影しました。

2004年8月2日撮影

注:上のVRムービーを見るには、QuickTime 5.0以上が必要です。
撮影機材:Cybershot S70
オーサリングソフト:PhotoStitch(Canon)/MakeCubic(Apple)/QuickTime Pro(Apple)

Get QuickTime

夕方の時間帯にQTVRを撮影しようとすると,どうしても西日がまともに視界に入ってくるのですが,あまりひどいハレーションにはならずにすんだようです。
また,ワイコン無しのほうが合成は簡単でした。

2004年8月2日

メールエイリアス

ちょっとばかり古い情報ですが,.Macのメールにエイリアスという新しい機能が追加されたので,私も試してみました。

Oneさんのblogで紹介されていたので情報だけは知っていたのですが,今日になって実際に試してみました。
アップルの.Macページからログインして,Mailページに入り,環境設定を開くと,そこでメールエイリアスを設定することができます。

ここで私が最初に考えたのは,お金を払って使っている追加メールアカウントをメールエイリアスに設定できないかなということ。結果は「入力したエイリアスはご利用いただけません。」という返事でした。
それならばということで,粗忽な私は追加メールアカウントを削除してしまったのです。
しかしそれでもエイリアスには使えませんでした。ああ!どうしよう!

わらをもつかむ思いでアカウントの設定を確認したところ,「使用されていない.Macトライアルアカウントが1個あります」と表示されていました。
そうそう,この追加メールアカウントは,元々.Macに移行する前のiToolsの時代に無料で使っていたアカウントを,現在使っているアカウントの追加メールアカウントに移行したものだったのです。そのためかどうかは分かりませんが,無事,追加メールアカウントを取り戻すことができました。

そこで今度はぜんぜん違う名前のメールエイリアスを作ってみました。今度は問題なく使えそうです。

MacOSX Mailにメールエイリアスを設定してみたところ,「自動的に受信」のリストに入れるとエラーになってしまうみたいなので,環境設定-アカウント-詳細で,「新規メールを自動的に受信するときに含める」のチェックは外してしまいました。

新しく作ったメールエイリアスは,さっそくいくつかのメーリングリストに登録しました。
しばらくは追加のメールアカウントを使わないようにして,メールエイリアスに移行しつつ,ゆくゆくは追加のメールアカウントを廃止したいなと思っていますが,なにせ長い間使っているアカウントなので,Apple IDもこれで登録してあったりと,そう簡単になくす訳にもいかず,いつのことになるか分かりません。

それから,追加のメールアカウントは家族用のメールアカウントとして使い分けることができますが,メールエイリアスはそういう使い方はできないみたいです。

2004年8月1日

宇多田ヒカルのDVD2枚

宇多田ヒカルのライブDVDです。プラグを抜かれた宇多田ヒカルと,プラグのはいった宇多田ヒカルの聴き比べも一興。

Utada Hikaru Unplugged

2001年8月10日にMTV JAPANで放映されたアンプラグド・ライブのDVDです。
シングル曲もさることながら,Parody,蹴っ飛ばせ!といったアルバム収録曲のアンプラグドなアレンジも聴き応えがあります。私はこれでParodyが好きになりました。
ライブで歌うのは,おそらくこれが最初で最後となるであろう,FINAL DISTANCEも聴きものです。

Utada Hikaru in Budokan 2004

2004年2月に日本武道館で行われた5日間のライブ「ヒカルの5」の中から3公演を撮影し,それぞれのベストパフォーマンスをミックスして作られたというDVD。アルバムDEEP RIVERの曲を中心に,全21曲たっぷり聴かせます。


ステージをごくごくシンプルにしたのは,ステージ左右の観客にもよく見えるようにとの配慮からだそうです。モニタースピーカーすら床下にセットして,広々としたステージをかけ回りながら,しかしボーカルに影響が出るほどのオーバーアクションは控えめにして,しっかりとした歌を聴かせています。


3公演のベストパフォーマンスとはいうものの,本当にCDと遜色のないボーカルは素晴らしいの一言に尽きます。