2000年6月26日

Windows2000 Professional

思うところあって,VAIOノートXRのOSをWindows2000にアップグレードすることにしました。

理由はいくつかありますが,

  • Windows98 SecondEditionが不安定なこと。
  • それに伴って何度か再インストールをしたのですが,VAIOにはリカバリCDしかついてこないので,使いもしないおまけのソフトがごっそりインストールされ,いちいち削除するのが面倒になったこと。
  • VAIOノートXRの現行モデルが,Windows2000 Professionalプリインストールモデルになって発売されていること。
  • なんだかんだ言って新しいOSを使ってみたい!

といったところでしょうか。

買ってきたのは,Windows2000 Professional アカデミックパック。



Windows2000のCDは,盤面にフクザツな模様がプリントされています。



さて,Windows95からWindows98に移行した時もそうであったように,新しいOSへのアップデートには周到な準備が必要です。

幸い,VAIOカスタマーリンクにはWindows2000移行に関する情報はもちろん,Windows2000に対応したBIOSやデバイスドライバ,ユーティリティなどがきちんと揃っていたので助かりました。

説明は全部プリントし,BIOSやデバイスドライバなども全部ダウンロードしてフロッピーディスクに分けていれました。またアプリケーションのCDも準備OK。




Windows2000に付属するクイックスタートガイドを読みながら,いよいよインストール開始。まずは起動ディスクを作成して,起動ディスクから再起動し,BIOSのアップデート。

次にWindows2000のCDを入れて,CDから起動します。

インストール方法は,アップデートではなく新規インストールを選びました。インストール先はCドライブです。ここでCドライブを,新しいファイルシステムであるNTFSでフォーマットします。

あとは画面の指示に答えていくだけでインストールが進んで行きます。

ちょっと驚いたのは,ネットワークの設定がものすごく簡単だったこと。LANカードのインストールからLANの設定まで,ほとんどオートマチックでした。インターネット接続の設定も,すべてLAN経由なので超簡単。

というわけでWindows2000,以外と簡単にインストールが完了しました。




これが新しいWindows2000のデスクトップです。マイドキュメントなどのアイコンが,Win98よりも細かく描きこまれたものに変わっていますが,全体的にはほとんど変わりありません。

うれしかったのはスタートメニューが使いやすくなったこと。設定の中のコントロールパネルやプリンタ,ダイヤルアップ接続などが,従来の「お気に入り」メニューのように,階層をたどって展開していくようになったのです。

「最近使ったファイル」の中にある「マイドキュメント」も階層をたどって展開していくようになったので,どんなにフォルダの奥深くにあるファイルにも,スタートメニューからたどって開くことができるようになりました。(マックは昔からこうだったけどね)

オフィス2000などのアプリケーションのインストールも完了。ただし,いくつかのプログラムはWindows2000に対応したアップデータが必要でした。

Windows2000の発表からある程度経過しているので,ハードウエアベンダーもソフトウエアベンダーも,かなり対応が進んでいるようです。