2004年3月24日

EOS10Dのためのニューレンズ

EOS10D vs Cybershot で,Cybershotに完敗したEOS10D。コンパクトデジカメ並みの明るさを手に入れるには,それなりにF値の少ない(=お高い)レンズを買うしかない。しかしそんな金はない。どうする?

Cybershotの明るさに対抗しうるレンズということで,これなら文句なしと思われる純正レンズは,EF24-70 F2.8L USM というものでした。ズーム全域F2.8は文句なく明るい。しかし,レンズに印された赤い帯は,お高いLタイプレンズのあかし。定価220,000円もします。とてもじゃないけど手が出ません。いやはや。

そこで私の出したアンサーは,お高いCanon純正レンズはスッパリあきらめて,レンズメーカーの同等品を選ぶ,というものでした。

カタログをつらつらと眺めたところ,タムロン というレンズメーカーから,Model A09 SP AF28-75mm F2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO  というレンズが出ていることがわかりました。(なんでこんなに名前が長いんだろう?以下A09と略します。)

名前から分かる通り,このレンズはズーム全域でF2.8ということで,先に紹介した純正レンズと同じスペックとなっていて,しかもサイズはよりコンパクトで軽い。(純正は全長117.6mm 880g,タムロン製は全長92mm 550g)

気になる定価はぐっとお安く57,750円,実売価格は39,800円と実にお手頃です。
もちろん,スペックに現れない部分の高級感とか,ボディの剛性・質感など,純正には遠く及ばないポイントが沢山あるのも事実ですが,このお手頃な価格なら,あまり神経を使うことなくガンガン使っていけそうに思えました。

ということで,お待たせしました。タムロンのA09です。


これまで使っていたEF 28-80 F3.5-5.6 USMと比べると,大きさはほぼ同じで,A09のほうが少しばかり太くて長くなっています。レンズ口径が大きめな割には非常にコンパクトです。

筐体はエンジニアリング・プラスチックということで,当然ながら純正と同じ質感を要求してはいけません。フィルターはケンコーのプロテクターをつけています。



EOS10Dにとりつけたところ。バランスはなかなかいいと思います。

大口径レンズにしてはコンパクトなので,内蔵ストロボを使用した際にレンズの影が出たりしないのがいいです。
70mmまでズームすると,レンズが50mmくらいにゅーっと伸びます。

 さて,この新しいレンズを使って,さっそく写真をバチバチと撮ってみましたが,F2,8の効果は抜群。暗めの屋内でも十分に使えました。

明るい標準ズームを手に入れたので,次は明るい望遠ズームが欲しいところですが,タムロンでは,70-200mmの全域F2.8という望遠ズーム(モデルA01)を開発中 とのことなので,発表が楽しみです。


※元のブログについたコメントを掲載させていただきます。

全域で2.8というのはいいですね。その明るさなら、多少暗くても勝負出来ますね。

それにしてもカメラはやっぱりレンズが高い。

昔、一眼レフを初めて持った頃、いつもカメラ屋のレンズの並んだケースを「欲しいな〜」って眺めてましたからねえ。

mojo | Homepage | 03.24.04 - 2:03 pm | #

まったくです。
特に純正のLレンズはバカ高い。
かといって,純正の安いレンズを買って使ってみると,やっぱりLレンズにしておけば良かったと後悔するようになっています。

J's Garage | Homepage | 03.24.04 - 9:17 pm | #

2004年3月20日

のり巻きカイさん

冬場はひたすらストーブの前で暖をとるカイさん。ごはんを食べる時とトイレに行く時以外は,いつもストーブ前に陣取っています。

頭の黒い毛の部分がの耳は向こうを向いておりますが,物音をたてると,耳だけがくるっとこちらに向くことがあります。レーダーのような耳を持っているのであります。



黒い毛がチャームポイント 

※元のブログについたコメントを掲載させていただきます。

こんにちは!
うちの息子と同じ名前のカイさん(^^)、うちのクマさんと同い年でもあります。
思わずBP登録させて頂きました!(笑)

yama | Homepage | 04.13.04 - 11:43 pm | #

yamaさん,こんにちは。
コメントとBP登録ありがとうございました。
Yamalog も見せていただきましたが,いやあすごく綺麗なデザインでうらやましく思いました。
さすがは絵描きさん,といったら失礼でしょうか。

J's Garage | Homepage | 04.14.04 - 12:49 am | #

2004年3月18日

EOS10D vs Cybershot

ようやく手に入れたEOS10Dですが,2週間ほど使ってみて感じることは,「なんか暗い」ということです。そこで,これまで使っていたSONYのCybershot(DSC-S70)との比較をしてみました。


こちら,買ったばかりのEOS10Dです。
レンズは同居人から借りているEF28-80 F3.5-5.6USM。

そしてこちらが,4年間愛用したCybershot(DSC-S70)です。

この2台で,ノンストロボで室内を撮り比べてみました。


まずはEOS10D,泣けてくるほど暗いです。


続いてCybershot,泣けてくるほど明るいです。

2つのデジカメのスペックを調べて比較してみました。
EOS10D
撮像素子 630万画素
F値    3.5-5.6
ズーム  44.8-128mm
※表示値×1.6で換算

Cybershot
撮像素子 324万画素
F値    2.0-2.5
ズーム  34-102mm
※35mmフィルムカメラ換算
というわけで,Cybershotを使っていた時はスペックなんて全然気にしたことがなかったのですが,こうして見ると,メチャメチャ明るいデジカメだったということが分かりますね。
コンパクトタイプのデジカメは,F値が出やすい構造ということもありますが,さすがにこれだけはっきりと差が出ると,EOS10Dで撮った画像が「暗い」と感じるのは無理もないってもんです。

ちなみに,EOS10DでCybershotと同程度のスペックを実現するためには,どんなレンズがいいのかと調べてみたところ,もっとも近いのは,EF24-70 F2.8L USMというレンズのようでした。
でも,このレンズって定価220,000円もするんですよね。EOS10Dがもう1台買えるじゃないか〜。 

※元のブログについたコメントを掲載させていただきます。

やっぱりレンズが圧倒的に暗いですもんね。光の当て方とか考えないと、けっこうツライ写真になるということかな。

mojo | Homepage | 03.18.04 - 9:05 am | #

どもども。
Canon のF2.8標準ズームは,とてもとても手が出ないので,TamronのF2.8をひそかに狙っています。
あと,今回の比較は,被写体の選択に問題があったと感じるので,今度はもうちょっとマトモな被写体を選んで比較してみたいと思います。

J's Garage | Homepage | 03.18.04 - 10:05 am | #

2004年3月16日

昭和10年の仙台七夕

このところiPhotoでフォトアルバムづくりにハマっています。今回は,昭和10年の仙台七夕の絵はがきをスキャンしたものです。

絵はがきは私の父が所有しているものですが,昭和10年の東一番町や国分町など,空襲で焼け野原になる前の,戦前の仙台の繁華街の様子が分かる,貴重な画像です。

絵はがきは当然著作物でありますが,昭和10年のものということで,当然著作権保護期間を過ぎているものと判断し,掲載いたしました。

著作権の保護期間はどれだけ? (社団法人 著作権情報センター)



















※元のブログについたコメントを掲載させていただきます。

風情がありますねー。今よりも身近な“お祭り”って
雰囲気が伝わってきますね。

mojo | Homepage | 03.16.04 - 7:54 am | #

mojo さん,ごらんいただきありがとうございます。
仙台の七夕も,昔は庶民のお祭りだったそうですが,昭和2年頃,商家の有志たちによって華やかな七夕飾りが始まったそうです。
この写真の頃には,すでに現在のような商業的な意味合いのお祭りに変わってきていたのかもしれません。

J's Garage | Homepage | 03.16.04 - 2:52 pm | #

2004年3月15日

アラビアのロレンス完全版

ひさびさのDVDレビューです。BS-1やハイビジョンでアカデミー賞受賞作品の特集を組んでいますが,そこで本当にひさしぶりにアラビアのロレンスを観て感激しました。解説を見たら完全版だというので,さっそくDVDを検索してみたら,完全版デラックス・コレクターズ・エディションというDVDが出ていました。

DVDはピクチャーディスクになっています。
本編はBSで見たばかりなので,まずは特典映像に目を通してみました。
残念ながらDVD-ROMのデータはWindows専用だそうでして,Macでは見られません。

完全版の復元にはスピルバーグとスコセッシが一役買ったとのことですが,スピルバーグは高校生の時にこの映画を見て,映画監督になろうと思ったと話しているそうです。

実は私も,高校生の時に,高校の講堂でロレンスを初めてみました。
ひさしぶりに見ると,映画に体する印象もずいぶんと変わるものだなと思いました。

完全版では失われた音声トラックを復元するために,ピーター・オトゥール他のオリジナル・キャストがアフレコを行ったそうです。

ところで,ピーター・オトゥールを最初に見たのは,実はロレンスではなく「おしゃれ泥棒」でした。おしゃれ泥棒のオトゥールはとにかくカッコ良くていいんですが,微妙で奥深い内面を見事に演じたロレンスは,まさにオトゥールの面目躍如といったところでしょう

2004年3月14日

仙台ハーフマラソン

今日は仙台でハーフマラソンが行われました。わたしの家の前がちょうどコースになっているので,ベランダに出て選手たちをパチパチと撮影させてもらいました。































撮り終えた感想: 

  • 200ミリくらいのズームが欲しいなあ。
  • 明るいレンズが欲しいなあ。
  • 手ぶれ補正付きだとさらにいいなあ。
  • しかし金はないなあ。

失礼しました。