2001年12月31日

マックのある生活(webページ制作編)

マックのある生活の第2回は,webページ制作について。現在私は2つのウエブサイトに関わっています。

ひとつはこのJ's Garageというサイト。もうひとつは石垣聡志応援団@webというサイトです。

webページ制作なんていうと,えらい大げさですが,まあ気が向いた時に思ってることを書いているだけです。誰かに読んでもらいたいという気持ちがまったくないわけではないけれど,どちらかというと思っていることを,何かの形で外に出したいという要求の方が勝っているかもしれません。たまったものを出してスッキリ,という感じ。

自己満足のようなwebページですが,たまに書いたことについて問い合わせのメールをいただいたりすることもあって,こういう時はwebページ作ってて良かったなと一番思う瞬間です。

そんな感じで,96年からJ's Garageというサイトを立ち上げました。もうすぐ7年目突入です。また,98年には石垣聡志さんという若いプロゴルファーと出会い,石垣聡志応援団@webなるサイトを運営することになりました。ご本人にも確認をとることもなくスタートしたサイトですが,今では石垣さんからメールで近況を知らせていただいたり,掲示板に書いていただいたりするようになりました。現在は,どちらかというとこのサイトに携わる時間が多く,J's Garageのほうは気が向いた時に更新する程度になってきています。

さて,そのwebページ制作ですが,最初はHTMLをひととおり勉強して,全部テキストエディタ(Jedit)で書いていました。しかし,ページ数が増えてくるにつれて,サイトの管理が面倒くさくなってきて,97年に買ったのがクラリス・ホームページ。

その後,Windowsマシンをメインに使うようになって,98年からMicrosoft FrontPage98を使い始めました。

そして2001年ひさびさにマック購入。
マックでwebページ編集をするべく,Adobe GoLive!5.0を購入しました。



実は,99年に同居人が私のPowerMac 7200/90を使い始めた時に,彼女が自分で自分のwebページを編集できるようにと,Adobe PageMill3.0を購入していたので,最初はそれを使おうと思っていたのですが,PageMillはAdobeが知らぬ間に開発を止めてしまっていたのです。

GoLiveは,AdobeがGoLive社から買い取ったGoLive CyberStudioというソフトが元になっています。PageMillがエントリー・ユーザー向けだったのに対して,GoLiveは明らかにハイエンド・ユーザー向け。これはちょっとオーバースペックかなと思ったりもしましたが,たまたまAdobeが Web Special Packというキャンペーンをやっていて,GoliveにLiveMotionとPhotoShop Elementsがついてきて24,800円。LiveMotionはいらないけど,PhotoShop Elementsは買おうと思っていたので,単品3つ買うよりお得なWeb Special Packを,アドビストアで購入しました。

実際使ってみると,GoLiveは比較的操作がわかりやすい。まあこれはマックのソフト全般に言えることかもしれませんが,「こうしたら,こうなるんじゃないかな?」と思うとおりに操作ができる感覚。エントリー向けと言われるPageMillよりも,使いやすいかもしれません。唯一,最初のうち慣れなかったのが,GoLive特有のポイント&シュートというインターフェースでしたが,だんだん慣れてくるとこれが結構楽しい。

さらには,FTPによるサイトへの接続やファイルのアップロードも,実に簡単でわかりやすい。FTPだけでなくWebDAVにも対応しているので,iDiskのSiteフォルダにも直接つなげることができて,しかもFinderでiDiskを開いて操作する時よりも,断然スピーディ〜!これはうれしい。

とはいえ,まだまだGoLiveのすばらしい機能を使いこなしているとはいえないので,ちょっとずつ勉強して使いこなしていきたいと思っています。

webページに貼り付ける画像は,デジカメやスキャナで撮ったものをPhotoShop ElementsでレタッチしてGoLiveに貼り付けています。97年に初めて買ったデジカメは富士フィルムのDS-8で,これは35万画素でした。2000年に2代目のSONY DSC-S70を購入しました。




最初は300万画素なんて必要ないかなと思っていたのですが,近づけない被写体を遠くから撮って後からトリミングしたい時には,300万画素の威力が十分に発揮します。



それからフラットベッド・スキャナ。これは99年に購入したEPSON GT-7000Sですが,最大5100×7020pixel(600dpi)のクオリティでスキャンできます。ただ問題は,SCSI接続の機種を選んでしまったので,今の所G4に接続できないのです。解決策としては,SCSIカードを購入するか,SCSIをUSBやFireWireに変換するアダプタを購入しなくてはいけません。





Mac OS Xでデジカメから画像を取り込む時は,USBでデジカメを接続するだけでImage Captureが立ち上がり,「すべての画像を取り込みますか?」とか聞いてくるので,お手軽にとりこみができます。

取り込んだ画像は主にPhotoShop Elementsで加工しますが,沢山の画像をまとめて違うファイル形式に変換したり,指定したサイズに縮小したりする作業は,昔からお世話になっているGraphic Converterのバッチ処理という機能がすごく便利です。(シェアウエア払ってます。)

2001年12月30日

マックのある生活(インターネット編)

ほぼ1年近くも更新しないと思ったら,いきなりホームページ移転。移転したのになんにも新しい情報がないというのもあんまりだよなあ。というわけで,2001年1月の更新以後のことについて,少しずつ書くことにしました。まあ中身はほとんどマックがらみのことです。

というわけでマックのある生活の第1回は,インターネット環境について。

ずっとISDNのお世話になってきました。さらに今年1月からは常時接続(フレッツISDN)ということで,電話代を気にすることなく,気が向いたときに好きなだけつないでいられるようになりました。

ISDNに切り替えた当初は,早いなあと思ったものですが,慣れというものは恐ろしく,どうしてこんなに遅いんだろうと思うようになってくるのです。高速な通信インフラが普及するにつれて,ウエブページにも沢山画像や動画などが使われるようになってきたせいかもしれません。(人のことは言えませんが)

最近になって,仙台CATVから私が住んでいるマンションに「ケーブル接続のインターネット・サービスを提供できるようになった」,との連絡が入りました。マンションには最初から各戸に仙台CATVの配線がされているので,これはすぐにでも使ってみたいと思いました。

ところが,ちょうどその頃,Yahoo!Japanが全国に8MBのADSLサービスを破格の料金で展開するとの発表がありました。調べてみると私のところでもサービスが受けられるらしい(かなりいい加減な調べでしたけど),ということで仙台CATVではなくYahoo!BBに申し込んだのです。

しかしこれがなかなか先に進まない,10月になってようやくモデムが届いたけど,局内工事が進んでいないらしく,いつまで待っても開通しない。時間はかかってもつながりさえばすればいいと,のんびり待っていたけれど,あまりにサポート体制がいい加減なのにあきれて,結局11月に解約してしまいました。この間,10月と11月はISDNを解約して,アナログ回線のダイヤルアップでインターネットに接続していました。

再びフレッツISDNに逆戻り。今は来年くるかもしれないFTTHを期待しないで待っています。

というわけで,現在のインターネット環境をささえてくれているのは,99年に購入したダイヤルアップルータ,ヤマハのネットボランチと,AirMacの組み合わせです。




ネットボランチもファームウエアのアップデートを重ねて,フレッツISDNにもきちんと対応しています。導入したころは,マンションの床をLANケーブルがのたうち回っていましたが,今はAirMacのおかげでケーブルのないすっきりした家庭内LANになっています。


AirMacでつながっているマックは,私のPowerMac G4と,同居人のiBook。いずれもAirMacカードを内蔵してあります。AirMac以外にもいろんな無線LANがあるけれど,なんてったって最初から本体内部にアンテナが仕込まれているAirMacは,最高にスマートだと思います。




こんな環境の中でインターネットにつないでいる訳ですが,具体的にどんなソフトを使っているのかといえば,Mac OS XについてくるInternet Explorerと,Mailをそのまんま使っています。





Internet Explorerは,時々変な動作をすることがまだありますが,OS Xが出た頃のPreview Releaseに比べたら,だいぶ安定してきたと思います。


MailはMac OS Xに標準でついてくる,Appleが作ったメールソフトです。今のところOutlook ExpressのOS X版が出ていないということもありますが,結構使いやすいソフトです。おもしろいのは,Address Bookに,メールアドレスと一緒に小さい顔写真を登録しておくと,登録された人のメールを開くと右上にその顔写真が表示されることです。「顔の見えるコミュニケーション」なんていう駄洒落を言いたくなるくらい楽しい。