2000年1月17日

CD-RWの話

最近,CD-RやCD-RWが手ごろな値段で買えるようになってきました。


CD-RやCD-RWは,MOやZIPなどに比べるとメディアのコストが段違いに安いのが大きなメリット。
さらにMOやZIPは,MOドライブやZIPドライブが接続されたパソコンでしか使えないけど,CD-RやCD-RWで作ったCDは,いまどきのパソコンには必ずついているCD-ROMドライブで読めるのがミソ。



私は4年前からZIPドライブをバックアップ用に愛用していました。
ZIPディスクの容量は100メガバイト。数年前まではこれで十分だった。


しかし,デジカメを使い出してからというもの,あっという間にデータが増えていく。
My DocumentフォルダだけでもZIPディスク2枚に分けてバックアップしなくてはいけない。
このバックアップの面倒さが,ハードディスク破損→データ喪失という大事故を招いたといっても過言ではないのです。


一方,昨年からはじめたハードディスク・レコーディングも,ハードディスクをどんどん圧迫していく。
Review#74「ワン・マン・アカペラに挑戦」で紹介した,"So Much In Love"という曲は,2分13秒しかないのに,1トラックあたり12メガバイト近いwavファイルになってしまう。
この1曲だけで全部で373メガバイトもハードディスクを食ってしまうのです。(ボツテイクも含まれていますが)


そんなわけで,まずGP6-400の空いている5インチベイにCD-RWドライブを増設することにしました。YAMAHAのCRW4416E-VKという,ちょいと古い型番ですが安かったので決めました。



上の写真の一番上が今回増設したCD-RWドライブで,その下が最初からついていたCD-ROMドライブです。4416という型番は,4倍速CD-Rドライブ・4倍速CD-RWドライブ・16倍速CD-ROMドライブという性能をあらわしている。
ATAPI内蔵タイプなので,新たにSCSIカードを買い足すこともなく,わりと簡単に取り付けできました。



Adaptec DirectCDと,B's Recorder Goldという2種類のCDライティングソフトが同梱されていましたので,まずは"So Much In Love"の全ファイルをCD-Rにコピーしてみました。

DirectCDを使うと,最初にCD-Rのフォーマットを行った後は,エクスプローラでファイルをコピーしてやるだけです。CDを取り出す前なら,何度かに分けてコピーすることも可能。
コピーが終わったら,CD-ROMドライブで読み込めるように処理して取り出すだけ。



CD-Rディスクは,プラスチックケースのない10枚1,650円のSONY製ディスクが一番安かったので,それを使いました。
その後に購入したノートパソコン「バイオノートXR」にもCD-RWドライブが内蔵されています。

今後CD-RWを使ってやってみたいことは,音楽CDを作ることです。山下達郎のFM番組(サウンドストリートからサンデーソングブックまで)を録音したカセットやMDがたくさんあるので,その中から特にレアな音源をマスタリングしてCDに焼いてしまおう,という計画です。

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