1996年3月13日

ハモルン・ダブリン

先日(2週間ほど前),ひさしぶりにカラオケボックスに行ってきました。いつものメンバーといつも行く第一興商のDAMのボックスですが,今回は「ハモルン・ダブリン機能」対応の部屋でした。というか,そのように指定して予約したのです。岩城晃一さんのCMでその名前は知っていたし,その機能や理屈もおおよそ想像がついていましたが,実際に体験したみたら,いやあこれが実に楽しかった。



ハモルンは,自分の声でハモれる機能。自分の生の声に,上二声,下二声の計四声のコーラスがついてしまうのです。バックコーラスの音が録音されているものでなく,今歌っている自分の声を加工して同時に出してしまう,というのがハモルンの面白いところですね。ダブリンは生の声のピッチをほんのわずかだけ上下にズラしたものを一緒に出す,一種のエフェクタのようなもので,音程のズレがカバーされるというもの。



ハモルン対応の曲は曲集に○がついている。曲が始まると,画面右上に<H>のマークが。歌い始めると,曲の要所要所でハモルンがかかるようになっている。自動ハモルンの他,上二声だけ,下二声だけ,はたまたダブリンだけ,が選択でき,ハモルンの音量調節もできる。



曲のボリュームをちょいと下げて,ボーカルとハモルンの音量をあげると,なんか山下達郎のひとり多重アカペラのような雰囲気になるのですな。



2005年の回想

当然のことながら,元のボーカルの音程がちゃんとしてないと,気持ちの悪いコーラスになるのであります。



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