私は二千円札が大好きです。
理由は、お金を数える時に、数える枚数を少しでも減らすことができるから。しかし、ほとんどの人は二千円札が嫌いなようです。嫌われるから流通しない。なので最近はしばらく新しい二千円札が発行されていないのだそうです。
仕事上、お札を数える機会が多い私なんかは、二万円札とか五万円札も作ってほしいくらいなんですけどね。
二千円札は、西暦2000年の沖縄サミット開催を記念して発行されました。表面には「守礼の門」がデザインされています。お札に人物がデザインされていないのは、この二千円券だけというのも「異端」な感じがします。
二千円札が登場した時に、それまで使っていたエクセルの金種計算用ワークシートを改造して、自動的に二千円札の必要枚数が出るようにしました。
エクセルのワークシートの場合、それぞれの札の計算式は次のようになります。
A2 合計金額
B2 10000円札の式 =INT($A2/10000)*10000)
C2 5000円札の式 =INT(MOD($A2,10000)/5000)*5000)
D2 2000円札の式 =INT(MOD($A2,5000)/2000)*2000)
E2 1000円札の式 =INT(MOD(MOD($A2,5000),2000)/1000)*1000)
* INTは小数点以下切捨て MODは割算の余りを計算する関数です
というわけで、2000円札を計算させるために、1000円札の計算がちょっと複雑になってしまうのです。