コンパクトなデジカメからデジタル一眼レフに変えて2ヶ月以上経ちました。単にカメラが変わっていろんなスペックが上がったというだけでなく,写真の取り方も少しずつ変わってきたみたいです。
毎年4〜5月になると,私の実家の庭に沢山の花が咲くので,これを写真に撮って,「滝道の四季 」という写真アルバムに追加するのが習慣になってきました。
今年もこれまで同様に,休日に訪れるたびに撮りためた写真をまとめて公開いたしました。
公開したページを父に見せたところ,「なんか去年までと感じが違う。」と言われました。そう言われてあらためて見比べてみると,明らかな違いがありました。
それは,デジタル一眼レフならではの「ボケ」を使った写真が多くなったということです。
一般的に,綺麗なボケ味を出すには、大きくて明るいレンズが必要とされています。F値が小さいほど明るいレンズということになってボケをつくりやすい。
コンパクトデジカメがボケにくいのは、レンズの小さいものやズーム値が標準に近いものが多く、ボカシをつくりにくいということなのでしょう。
そんなわけで,私としては結構気に入った写真が撮れたと自己満足に浸っていた訳ですが,父の感想は違っていたようです。
父の好みは,すみからすみまでピシっとピントが合った,つまり被写界深度が深い写真なのです。
確かに昨年までの写真は特に意識しなくてもそのような写真になっていたのです。
「猩々しだれと霧島つつじ 」という写真では,奥の霧島つつじをやんわりとぼかして,手前の猩々しだれの繊細な感じを出そうとしたつもりだったのですが,あんまり好評とは言えなかったようです。「ボケている...」と。
来年は父好みの隅々までピントの合った写真を撮るべく,50mmか85mmくらいの単焦点レンズを使ってみたいですね。
はは、こういう好みは難しいですねえ。「このボケ方いいねえ」と言いたくなる写真でも、「もっとハッキリとピントが合ってる方が…」と思う人がいるわけね。
mojo | Homepage | 06.06.04 - 8:35 pm | #
どうもどうも。
年寄りの前で,ボケの良さを吹聴するのもはばかられるので,素直に希望にそった写真を撮るようにしていきたいと思っています。
J's Garage | Homepage | 06.06.04 - 10:49 pm | #
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