1997年1月30日

マックな男のWindows夜話 その3

職場に入った新しい98を使ってみた私は,慣れないロータスに辟易し,結局自費でEXCEL95を買ってきしまった。EXCEL95は,正確にはVer.7というもので,機能もファイル形式もVer.5とほとんど同じだけど,ユーザー・インターフェースをWin95ライクにし,なおかつ全体的にスピードアップしたものらしい。



私がマック上で使っているEXCELはVer.4。Ver.5へのアップデートは,費用の捻出に苦労しているうちに,アップデートの締切りが終わってしまったというお粗末。もっとも,IIciには負担が大きいのではないか,というためらいがあったことも事実ですけどね。



そんなマック版EXCELを使い慣れていた私にとって,EXCEL95の第一印象は,



「は・や・い-っ!!」



起動が速い♪計算が速い♪保存が速い♪なにもかも速ーい♪

��イミテーション・ゴールド風にお歌いください。)



なんといっても再計算スピードの速さは感動モノでした。ちょっと大きなワークシートになると,マックの場合は,「再計算あと残りセルいくつ」というカウントダウンを見せられることが多かったのに,EXCEL95では,一番大きいワークシートでも瞬時に終了してしまう!

この違いは,IIciがトロいだけが原因じゃない。家で使っているパワーマックでもそんなに速くはならないのです。(参考までに,パワーマックはPPC601の90mHzで,98はPentiumの133mHz)



速さに加えて私の心を揺さぶったのは,ソフトの安さ。EXCEL95はアカデミックパック(学生と教職員のためのサービス価格)だと,9,000円そこそこで買えてしまう。

Word+Excel+Access+PowerPoint+Scheduleというお得なパッケージであるOffice95Proですら,20,000円しないのである。



マック版EXCEL Ver.5の市場価格は34,000円以上する。Officeならスタンダードでも48,000円以上するのだ。(OfficeProはリリースされていない)



私物のパソコンを仕事に使い,ソフトも自費で買うしかない身にとって,この価格差はあまりにも大きい。



これを機会に,仕事に使うパソコンはWindowsパソコンに切り替えようか?しかし,それにつきまとうリスクだって少なくはないんじゃないか?うーん,どうしよう...



と,思い悩んでいた私の元に,これぞ決定打というべき知らせが届いたのでありました。(つづく)



2005年の回想




なんかじらすような書き方していますが,実際は1日でほとんど書き上げて,毎日1つづつ分けてアップしていただけでした。



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