2007年12月22日

よみがえる伊丹十三の世界

NHK BS2の衛星映画劇場では、12月25日から29日にかけて、「没後10年 よみがえる伊丹十三の世界」と題して、伊丹作品5作品を放送するそうです。 

12月24日には、「よみがえる伊丹十三~ヒットメーカーの知られざる素顔~」ということで、関係者のインタビューや秘蔵映像などが見られるようです。 

私は「マルサの女」「マルサの女2」は未見ですが、「ミンボーの女」以降の作品はレンタルビデオで見たことがあります。 

特に、最後の2作品には、伊集院光がちょい役で登場しているので、楽しみです。 「スーパーの女」では、鮮魚部の助手、「マルタイの女」では、太っちょの刑事という役どころです。 

「マルタイの女」の撮影時には、当時、深夜ラジオの企画で、伊集院が90キロ台まで減量していたため、伊丹監督は伊集院が元の体重に戻るのを待ってクランクインしたというエピソードがあるそうです。

2 件のコメント:

  1. 珍しく、5日間通して放送時間に全部観ました。
    宮本信子(現在の!)が美しいのに驚きました。
    公開時に劇場で観たのは、お葬式からマルサ2までですが、今度観て公開当時の印象とまた違っていたのもありました。日本の映画人には類の無いタイプの監督だったんですね。
    また2008年もよろしくお願いします。

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  2. 最後のマルタイの女が終わった後の解説で、伊丹監督を「日本のマイケル・ムーア」と表現していました。確かに、批評家的な視点で鋭く社会を風刺しつつ、極上の娯楽に仕上げることができる存在は、きわめて希有なものだったのだなと思わされました。

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