PowerMac G4にDVD-Rドライブをとりつけ,iDVDでDVDを作ってみました.
去年,職場でSONYのデジタルビデオカメラ(DCR-VX2000)を購入したのをきっかけに,ここのところiMovieの面白さにハマりまくっていました。8ミリビデオとは比較にならない高画質のビデオを,FireWireケーブル一本でマックに取込み,簡単な操作で思いどおりのムービーが作れるのです。
ようやく15分のムービーが完成。完成してみると,iMovieのファイルは全部で4ギガありました。容量がでかいので,とりあえず外付けHDDにバックアップしましたが,今度はなんとかしてDVDにバックアップをとりたいと思いました。しかし,DVDが焼けるマックを今さら買うのは無理だし,一瞬,無理してでもスーパードライブ付きのPowerBook G4にしておけばよかったなと後悔しました。
ところが,実はマックのスーパードライブの実体はパイオニアのDVD-R/RWドライブなので,そこら辺でWindowsパソコン向けに売っているパイオニアの内蔵型のDVD-R/RWドライブを買ってきてPowerMac G4に取り付ければ,勝手にスーパードライブとして認識してくれるらしい。(WPC-ARENAの記事「パイオニアDVD-RWでMacをSuperDrive化!」を参考にしました。 )
早速買ってきました。LogitecのLDR-42AKというドライブですが,中身はまぎれもなくパイオニアのDVR-105です。現在発売中のPowerMacG4に搭載されているのは,DVR-103かDVR-104なので,一足早く最速のドライブを手に入れたことになります。DVR-105を搭載したドライブは他社からも出ていますが,Logitecだけが唯一,iDVDやDiskBurnerでの動作確認を公表していました。
Appleシステム・プロフィールで,「装置とボリューム」を見てみると,ディスク作成に「完全に対応しています」と表示されています。これで安心してDVDを焼くことができます。市販のDVDソフトを見るのも問題なく,生のDVD-Rディスクを入れれば,Finderが反応して「どうしますか?」と聞いてきます。まったく問題ありません。
次に,ムービー・ファイルをiDVD2にドラッグします。iMovie2で製作したムービーは,あらかじめiMovie2上でiDVD用のQuickTimeムービーに書き出しておく必要があります。(※iDVD3からは,この操作は不要になります。)ここでは,アップルのサイトからダウンロードしたコマーシャル・ムービー"Rip,Mix,Burn"をドラッグしています。
ボタンの配置はグリッドにあわせてピッタリ置くこともできるし,ランダムな位置に置くこともできます。ボタン名のフォントやカラーも自由に選ぶことができます。フォルダを作ってメニューを階層化することもできるんです。これ以上何が必要でしょうか。あるとすればチャプター機能くらいですが,うれしいことにiDVD3で対応してくれました。
iDVD2で作成したプロジェクトは,こんなアイコンを持ったファイルになっています。これを開けば何度でもDVDを作ることができますが,プロジェクトのデザインを変更する必要がない場合は,できあがったDVDディスクをDiskCopyでイメージ化すれば,簡単にコピーができます。
最初に使ったDVD-RディスクはSONY製でした。5枚入りで税別1,980円なり。ところが,アップルストアでアップルマーク入りのDVD-Rディスクを,1,900円で売っていることを知り,反射的に1クリックしちゃいました。
宅配便で届いたアップルのDVD-Rディスク。
5枚入りパッケージをとりあえず2個購入しました。紙のパッケージというところも,なかなかいいですね。これで1,900円は大満足でしょう。基調講演でジョブズが言っていたように,今年中にDVD-Rディスクは1ドルまで値が下がると思います。
DVDが焼けるようになったことで,昔の貴重なテレビ番組を録画したβテープなんかも,DVDに焼きまくりたい気分です。DVD化してしまえば,古いβデッキを修理しながら使う必要もなくなるので,少しはすっきりするかなと。また,昔撮った8ミリビデオを取り込んで,10年前には,やりたくてもできなかった,凝りまくりのビデオ編集を施して,ディレクターズ・カット版DVDを作ってみるのも楽しそうです。
まもなく,新しいiDVD3を含むiLifeパッケージが発売になるので,早速アップルストアに注文してしまいました。今使っているiDVD2でも十分なくらいですが,今度のiDVD3では,iMovie3との連携で,チャプター・メニューが作れるところに,非常に期待がもてるところです。
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