1996年1月30日

私のインターネット散歩

インターネット初めて2ヶ月ちょっとになりました。最近,私のインターネット散歩もややパターン化されてきたような気がするので,ちょっと書いてみます。



夕方,帰宅するとまずメールチェック!続いてニュースチェック!(プロバイダのニュースだけ)そしてNTTの新着情報をダウン!ここまでで約10分くらいかかります。でもテレホーダイ時間帯外なので,この程度にしておきます。



回線を切ったあと,オフラインで新着情報をチェック。それからJ's Garageのための追加テキストを書き上げ,ローカルでテスト。



夜11時頃,再びアクセス。まずはFTPでJ's Garageにアップデートされたファイルを転送,そしてチェック。新着情報からめぼしいやつを選んで見にいき,気に入ったらbookmark!そのあとは,定期的にチェックしているいくつかのサイトを見にいく。



時間的に余裕のある時は,いくつかのサーチエンジンで,思いついたキーワードを元につらつらと検索。個人のホームページを見つけると,そこの「おすすめサイト」をチェック。この「おすすめサイト」を見るだけで,その人の興味・関心なんかが分かることが多いので,なかなか面白いと思っています。



2005年の回想

「個人のホームページに注目」と同じようなことを書いています。よほどネタに困りながらも,なにか書かなくちゃという強迫観念のようなものに突き動かされていたのかもしれません。また,この頃はダイヤルアップで接続していたので,テレホタイムまでに書き上げて,11時になったら転送という,涙ぐましい努力をしていたのでした。



1996年1月29日

鈴木英人

わがやのリビングには,「プロバンスタウン」という名前のポスター画が飾ってあります。これは友人達が引っ越し祝いにプレゼントしてくれたものですが,私が「これ」と指定して買っていただいたものなのです。「プロバンスタウン」の作者は,私の大好きな鈴木英人です。



鈴木英人の名前を始めて知ったのは,「FM Station」の表紙に彼の絵が使われているのを見た時だったと思います。「どっかで見た画風だなあ」と思ったら,山下達郎のアルバム「FOR YOU」のジャケットにも鈴木英人の絵が使われていました。「COME ALONG」「COME ALONG2」にも使われています。



当時の鈴木英人の絵といえば,空中にリボンのようなものが舞っているのが特長でしたが,「プロバンスタウン」など,比較的最近の作品には,リボンは使われていないようです。



2005年の回想

「プロバウンスタウン」をプレゼントしてもらった後,他に2つの絵を購入しましたが,「プロバウンスタウン」が私にとってはベストでした。synforestの鈴木英人作品集というCDも購入したので,それに入っていた「プロバウンスタウン」をしばらくの間,壁紙にしていたこともありました。



1996年1月28日

フライパンが欲しい

フライパンが欲しい。それもそんじょそこらにある,テフロン加工のやつじゃあダメだ。



私が欲しいフライパンは,アルミとステンレスの五層構造のもの。値段は1万円以上するのです。このフライパンの良いところは,五層構造のためムラなく熱が伝わるので,肉を焼く時など油を使わず,肉自身の脂で焼くことができるのです。



こんなフラインパンが欲しいと思うようになったのは,昨年中華鍋を買ったのがきっかけです。この中華鍋はテフロン加工などない単なる鉄鍋なので,毎回使った後タワシでゴシゴシ洗ったあと,火にかけて水気を飛ばし,さらに薄く油を引いておく,という手間がかかるのです。でも毎回ちゃんと後処理しているおかげで,強い火力で炒め物なんかしても全然こびりつかないのです。



それにテフロン加工と違って,鉄製の杓子やフライ返しで,ガリガリとひっかき回すことができる。これが一度体験するとやめられなくなるんだなあ。



そんなわけで,いい加減テフロンがはがれてきた今のフライパンの跡継ぎとして,ちょっと立派な五層構造フライパンを買いたいなあ,と思っているのです。



2005年の回想


だんだんネタが切れてきて,ついにはフライパンの話まで書いていますが,このころは料理を作ることが楽しかったのだと思います。最近は面倒くさくてほとんど作ってません。



1996年1月22日

スマートスケッチ日本語版

「超ペイント感覚ドローソフト」と銘打ったMacintosh用ソフト「スマートスケッチ日本語版」を買いました。MACLIFE2月号(P.249)でも紹介されていますので,詳しいことを知りたい方はそちらもどうぞ。


さて,そのスマートスケッチの最大の特長は,「ペイントソフトの感覚でドローが扱える」ということにつきます。ドローソフトで描かれた画像の一部を消したり移動したりという作業は,結構大変でしたが,このスマートスケッチでは,ペイントソフトのような消しゴムや投げ縄があって,まさにその感覚で作業ができるのです。しかもデータがドローなので,拡大縮小しても画像が劣化しないし,プリントアウトもきれい。


私は自分のホームページのためのロゴ作成用に買ったのですが,TrueTypeフォントを変形させたり,ブラシで書いた絵と一体にしたり,なんてことも実に簡単にできてしまいます。


値段は定価で14,800円とお手軽なので,お買い得といっていいソフトでしょう。


2005年の回想


このスマートスケッチが,Flashの原型になったという話を,最近になって知りました。

佐野元春コンサート

佐野元春が2年ぶりに仙台にやってきた。しかも新しいバンド「International Hobo King Band」を引き連れたツアーが,この仙台から始まる。幸運にもそのスタートの2日間を見ることができました。会場は宮城県民会館。



コンサートは,ライブでは定番ともいえる曲を中心に構成され,新曲は「十代の潜水生活」など3曲。ハートランドの時とアレンジはほとんど変わらないが,バンドのメンバーの個性がより前面に打ちだされた音になっていたと思います。とりわけ私が注目していたのは,ギターの佐橋佳幸。やっぱり佐橋のギターはカッコいい!それから,スカパラホーンズ。彼らの明るさがコンサートの雰囲気を大きく盛り上げていました。



初日は,おそらく佐野もバンドのメンバーも,新しいフォーマットでのスタートということで,結構緊張してんたんじゃないかと思いますが,仙台のオーディエンスの反応がとてもよかったので,きっと彼らも安心したんじゃないでしょうか。佐野も何度も何度も「ツアーの初日を仙台で迎えられて幸せ」と語ってくれました。



さて,Linkで紹介している佐野元春ホームページでは,ライブの感想を募集しているということで,同居人たけうちが感想をアップしていますので,よろしかったらそちらもご覧下さい。


2005年の回想

この日がInternationarl Hobo King Band誕生の日となりました。佐野にとっても,ハートランドを解散したあとの,最初のライブとなりました。



1996年1月17日

個人のホームページに注目

いわゆるネットサーフィンとはなんでしょう。雑誌に紹介されたホームページのURLを打ち込んで,そこを覗きに行くこと?それもひとつの楽しみだと思いますが,それだけじゃつまらないと思う。


私は最近,自分のホームページを立ち上げたということもあって,「個人のホームページ」に興味を持っています。企業や団体が運営するホームページは,グラフィックもいっぱいあって目を引きますが,どうもそこで完結してしまうような気がします。


その点,個人のホームページはシンプルなのから本格的なものまで千差万別ですが,とても面白い。私が特に注目するのは,どのホームページにも必ずある「おすすめサイト」ですね。あるひとりのホームページをきっかけに,そこから先に次々とリンクしていく面白さ。意外なところで意外なホームページを発見することもあります。よくコンピュータの情報なんかはパソコンショップに聞くよりユーザーに聞くほうが良い,と言われますが,Webの情報も同じことが言えると思います。


さて個人のホームページはどうやって見つけるか?私の場合は,主にCSJ Indexのジャンル別分類にある「個人」の項目をよく見ています。ここには「個人のホームページを紹介しているホームページ」なども紹介されています。それからNIFTYのフォーラムの書込みの中に,自分のホームページのURLを記している人が結構います。


こうして個人のホームページを見て歩くと,「見やすい」「面白い」ホームページ作りとはどうすればよいのか,とてもいい参考になります。


2005年の回想

ネットサーフィンなんていう言葉はすっかり死後になってしまいました。いまはRSSリーダーで巡回しているだけですが,当時は新しいページを発見する作業自体が楽しかったということなのです。

1996年1月14日

次の車はホンダCR−V?

まだ買ってもいないのにレビューとはおこがましいが,我が家の次の車はホンダCR-Vになりそうです。今乗っているトヨタ・カリーナは昨年11月に3回目の車検を受け,ついに8年目に突入しました。本当は車検を受けずに新車に変えたかったのですが,なにぶん95年はマンション購入というイベントがあったばかりなので,96年に持ち越されました。


「次の車はなににするか?」これを考えるのって楽しいですね。私は最初,いままでと同じようなセダンにしようと思っていましたが,同居人たけうちに一蹴されました。
彼女の案は新しいCMが出るたびにコロコロかわる。最初は日産ラシーン。「カクカクした車がいいわ」次はトヨタ・カルディナ「佐野がCMにでてる」その次はフォルクスワーゲン・ゴルフワゴン「ゴルフが憧れなのよ!」
そんなある日,仙台モーターショーに出かけたわれわれはホンダCR−Vに一目惚れしたのだ。


ボディが角っぽい(たけうちの最低条件)
四輪駆動である(吉成への通勤には必須)
室内,特に足元が広い(足の大きい私にはウレしい)


さっそくカタログを取り寄せ,ニコニコ眺めていたある日,CATVの「新車情報」(TV神奈川で製作している番組)でついにCR-Vが取り上げられた。いつも辛口の批評をビシバシと語る番組の中で,手放しの絶賛といってもいいくらいのいい評価を,CRーVは受けていた。番組で評価されていたのは,「燃費がよい」「音が静か」「室内が広い」といったポイントでした。決まりだな!


※この記事は、以前公開していたホームページに掲載していた記事を、ココログに転載したものです。日付はオリジナルの公開日としています。

2005年の回想

CR-Vは10年目になりましたが,いまでも載っています。次の車検の前までに買い替えたいと思っていますが,なかなか。

1996年1月13日

赤丸急上昇!ウルフルズ

「ウルフルズ」という名前を聞いたことがありますか?メジャーな音楽番組などにはほとんど登場しないバンドですが,私の中で赤丸急上昇中なのがこの「ウルフルズ」です。


「ウルフルズ」の音楽はいったいどんなジャンルなんだろう?私にもよくわからない。ただとにかく元気があって楽しいことは確か。
「ウルフルズ」の名前を最初に聞いたのは,大滝詠一のファーストアルバムに収められている「びんぼう」という曲を彼らがカバーした,と聞いた時でした。この「びんぼう」は私の大好きなナンバーなのでとっても気になっていましたが,ウルフルズのバージョンも実に良い。
昨年12月に,BEEBベースメントシアターで仙台での初ソロライブを見てきましたが,「びんぼう」がかかるとワクワクしてしまいました。また,同じく大滝詠一作品の「福生ストラット」をカバーした「大阪ストラット」という曲もとってもいいです。
発売中のシングル「ガッツだぜ!」はオリコン31位まで上がり,近々「ミュージックチャンプ」にも出演の運びとか。96年は彼らにとって大ブレイクの年となりそうな予感がします。


※この記事は、以前公開していたホームページに掲載していた記事を、ココログに転載したものです。日付はオリジナルの公開日としています。


※この記事は、以前公開していたホームページに掲載していた記事を、ココログに転載したものです。日付はオリジナルの公開日としています。

2005年の回想

この頃CATVでスペースシャワーTVをよく見ていたので,ウルフルズとユースケ・サンタマリアがブレイクしていく過程をリアルタイムで見ることができました。BEEBで聴いた「びんぼう」は実に良かった。

1996年1月10日

カイさんの履歴書

我が家の同居猫,カイさんの履歴書です。

名前は「カイ」

「カイ」は我が家の飼い猫の名前です。別に飼い猫だから「カイ」というわけではないらしく,育ての親が勝手に思いつきでつけた名前のようです。(ちなみに私は「養いの親」か?)

うまれは米ケ袋

カイさんは仙台市青葉区米ケ袋で生まれました。米ケ袋というところはなぜか野良猫が多い街で,よほど居心地がいいのか,あるいは住人が寛容なのか分かりませんが,車で通るといつも何匹かの猫をみかけます。その中にはカイの親・兄弟またはご親戚と思われる「牛柄」の猫がけっこういます。

カイさんがうちにやって来た

1994年5月のとある日。私の同居人が,米ケ袋のおばあちゃんちの物置でカイさんと出会いました。まだ生まれたばかりと思われるカイさんは手の平に乗るくらいの小さな身体で,物置の奥から出てこられなくてミィミィないておりました。よくよく見ると,カイさんは眼の様子がおかしい。眼がよく見えないので,親・兄弟とはぐれてひとりぼっちで物置にいたようだ。

元来動物好きの彼女は,どうしても放っておけず我が家(その頃はアパート)に連れて帰ってきました。自慢じゃないけど私は家で猫なんか飼ったことがない。せいぜい金魚か小鳥くらいである。そんな私の家に猫がやってきた。こりゃあはっきりいってカルチャーショック!でしたね。

病院めぐり

翌日,近くの動物病院を訪ねて診てもらい,飲み薬と目薬と離乳食と粉ミルクとスポイトを買ってきました。(これが結構な出費!)スポイトを口に入れると少しずつ,しかし力なくミルクを吸うようになりました。さてさて,この先どうしたものか。

困った末にパソコン通信で知り合った幸英さんに相談しました。幸英さんは以前「アビ」という名前の下半身マヒの猫を飼っていたことがあるそうです。幸英さんから「吉野動物病院」を紹介され,そこに診てもらうことにしました。そこの院長は「仙台の獣医のドン」なんだそうです。

吉野動物病院でカイさんは「眼球摘出手術を受けなさい」と診断されました。眼と脳は密接な関わりがあるので,このまま放っておくと脳にも影響が出てしまうとのこと。手術しても,その後ちゃんと生きていけるかどうか保証はできないとも言われました。

野良のままならきっと長くは生きられないカイさんが,人間の手によって「生かされる」ことは,果たして幸せなことなのでしょうか。

いろいろ迷ったあげく(迷っていたのは私だけか?)カイさんに手術を受けさせることになりました。保険の効かない猫の手術代7万円は正直いって痛かった。

晴れて家族の一員に

9日間の入院と大きな手術を終え,帰ってきたカイさんは,首に「エリザベス・カラー」と呼ばれるアクリル板を曲げたものを巻かれていました。手術直後の眼(があったところ)をカイさんがひっかかないようにするためです。

眼を失ったカイさんはこころもちシャープな顔だちになりましたが,それほど醜くはなく(ゴメン)なんか左甚五郎の「眠り猫」(日光東照宮にある)のように,眼をつぶって眠っているようです。

栄養をたっぷり取って元気を取り戻したカイさんは,毎日目を見張るような成長ぶりで,手乗り猫も卒業。家の中をうろうろと歩き回るようになりました。そうなったらそうなったで家の中にも危険(私に踏まれるとか)はあるもの。そこで友人の聡美さんからペット用のゲージをお借りして,そこに寝させることにしました。ゲージの中にはタオルを敷き,水飲み用の皿とエサ皿もおきました。遊ぶ時は部屋中駆け回り,天気の良い日には窓際で日向ぼっこです。

こうしてカイさんはアパートの一室でこっそりと(大家には内緒だった),しかしスクスクと大きくなっていきました。

※この記事は、以前公開していたホームページに掲載していた記事を、ココログに転載したものです。日付はオリジナルの公開日としています。

セガラリーチャンピオンシップ

セガサターンの新作ゲーム「セガラリーチャンピオンシップ」が95年12月29日にリリースされました。アーケード版「セガラリー」の移植ですが,なかなかの出来です。


「デイトナUSA」で指摘されたポリゴン欠けなどはほとんど無く,非常にいい仕上がりになっていると思います。
早速レーシングコントローラーを使って砂漠コースをトライ!最初は結構むずかしい。ダートでのハンドリングと車体の反応を体で覚えないと,何度もクラッシュしてしまいます。何回か回るうちにだんだんコースも覚えてくるようになると,なんとかアーケードモードで上級コースにたどりつけるようになりました。
タイムアタックモードでは,自分の過去のベストタイムが,そのままゴーストカーとなって一緒に走ってくれるので,いい励みになります。
2週間ほど遊んでみて,アーケードモードでは3分30秒を切れるようになりました。


※この記事は、以前公開していたホームページに掲載していた記事を、ココログに転載したものです。日付はオリジナルの公開日としています。

2005年の回想

記念すべきReview第1号はなんとゲームでした。この頃,よく友人たちを家に招いて,「コントロール・パッド持ちよりオフ」なんてのをさかんにやっておりました。最近はたまに「みんゴル」で遊ぶ程度です。

J's Garageベータバージョン公開

ようやくJ's Garageのベータバージョンができました。ベータテスターの皆様,忌憚のないご意見をよろしくお願いいたします。


※この記事は、以前公開していたホームページに掲載していた記事を、ココログに転載したものです。日付はオリジナルの公開日としています。

2005年の回想

1996年1月9日。記念すべきJ's Garageの誕生日です。パソコン通信仲間に見てもらえればいいや程度で作り始めたので,こんな内輪話のような書き方で始まっています。