2004年8月5日

牛越橋でQTVR

(注)QuickTimeVRは、現在はサポートされていないので、見ることができません

2週間ほど前に一度撮影したもののうまく合成ができずにポシャってしまった牛越橋でのQTVR。今回はなんとかうまくできました。

夕方の時間帯に橋の真ん中で三脚を立てていると,通りがかりの人が何人かすれ違うので,なるべく邪魔にならないように気を使いながらの撮影となりました。

2004年8月4日撮影
注:上のVRムービーを見るには、QuickTime 5.0以上が必要です。
撮影機材:Cybershot S70
オーサリングソフト:PhotoStitch(Canon)/MakeCubic(Apple)/QuickTime Pro(Apple)


前回トライした時は,ワンドコンバージョンレンズを使用したのですが,周辺の歪みが大きすぎて合成がなかなかうまくいきませんでした。今回はワイコン無しで,35mmフィルムカメラ換算で34mmという焦点距離で撮影したので,橋の上の電線もズレることなく合成できたので,満足しています。

2004年8月4日

倫敦に行きたいなあ〜

このところ毎週日曜日の午後8時くらいになると,「ロンドンに行きたいなあ〜」と思うようになりました。その原因は,NHKアニメ「アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル」にあるのです。

アニメのほうは次回が第5話になりますが,毎回アニメが終わった後に「アガサ・クリスティー紀行」というのを3分間くらいやっています。アガサ・クリスティーの故郷やロンドンの町並みの映像が紹介されるのを見るたびに,「ロンドンに行きたいなあ〜」とため息をついてしまいます。

ロンドンといえば,アガサ・クリスティの他にも,コナン・ドイルのシャーロック・ホームズの物語や,イアン・フレミングのジェイムズ・ボンドの物語の舞台としても知られていますし,昔見た映画「小さな恋のメロディ」に登場したロンドンの下町の場面も忘れられません。

毎週毎週「ロンドンに行きたいなあ〜」と言うものだから,同居人には「行ってくれば?」と言われておりますが,ひとりで行ってこいってことか?

ちなみに,「名探偵ポワロとマープル」のオープニングテーマとエンディングテーマは山下達郎が担当していて,この2曲を収録したマキシ・シングルが,まもなく発売になります。


※元のブログについたコメントを掲載させていただきます。

motivation が消える前に行った方が良いです!
男の一人旅もなかなかいいものですよ。

家族で出かけると気疲れしますが、一人なら、時間や行動に制約が無いので、割と自由にスケジュールが作れるので楽しいです。

家族にもそれなりにサービスしてますし、仕事もしっかりやれているという自負もあるので、全く、うしろめたいことはありませんでした。何しろ、自分のお金で行くわけだから.....。
kohatchan | Homepage | 08.05.04 - 1:01 am | #

そうですね。
金と暇ができた頃には足腰立たなくなってたりしたら困りますしね。
行きたいぞ。
J's Garage | Homepage | 08.05.04 - 1:05 am | #

>金と暇ができた頃には足腰立たなくなってたりしたら困りますしね。
その通りです。

倫敦が呼んでいます。
オフシーズンを狙って行けるなら、
航空運賃も、宿もとても安くすみます。
これは天使(悪魔ではありません)の声です.....(^_^;。

ヨーロッパは行ったことがないですが
僕の場合、桑港が呼んでいます。
少し寒いですが、良いところですよ。
kohatchan | Homepage | 08.05.04 - 9:28 pm | #

桑港と羅府には行きました。10年くらい前。
同居人は家族と欧州旅行を経験済みだそうで。
J's Garage | Homepage | 08.05.04 - 11:21 pm | #

2004年8月3日

QTVRメモ

今年から始めたQTVRづくりですが,少しずつノウハウが分かってきたので,この辺でメモっておこうかと思います。

QTVR作成環境(2004年8月版)


カメラ:Cybershot S70 (SONY)
三脚:VGB-36 (Velbon)※借り物
雲台代わりの縦位置L型ブラケット:E-6082 (エツミ)
ソフトウエア:
PhotoStitch (Canon),Photoshop CS (Adobe),MakeCubic (Apple),QuickTime Pro (Apple)

最初はEOS10Dで撮っていましたが,QTVR撮る時はいつも歩いて移動するので,最近は軽いCybershotを使っています。画素数は300万画素とEOS10Dの630万画素よりは落ちますが,QTVRには十分すぎるくらいです。

QTVRはカメラを縦位置で撮影すると天地が広くとれるので,三脚にそのまま固定するわけにはいきません。


QTVR専用の雲台がKAIDAN社などから出ていますが,あくまでお手軽派で通したいので,エツミの縦位置L型ブラケットで代用しています。ブラケットの下部に3つネジ穴が切ってあって,縦の金具に近い方のネジ穴を三脚に固定すると,Cybershotのレンズの中心が三脚のほぼ中心にくるので具合がいいのです。厳密には,カメラをもう少し後方にセットしたほうがいいみたいですが,まあこれで良しとしています。

撮影ポイントに着いたら,通行人の邪魔にならず,かつ見通しの良い,なるべく平らな場所を選んで,おもむろに三脚をセットします。三脚についている水平器でおおまかに水平をとります。(縦位置L型ブラケットの下部にも水平器を取り付ける予定)

カメラの電源を入れ,ズームを目一杯ワイドにします。

最初に撮影した構図がそのままQTVRの初期画面になるので,なるべくそこがどこであるか分かりやすい方角を向いて撮影を開始します。撮影の間隔は,液晶ディスプレイを縦に3分割したと想定して,画面の3分の1ずつズラしながら撮影していきます。だいたい一周18枚から24枚くらいが目標です。

撮影が終わったら手早く三脚を畳み,怪しまれないように気をつけながら帰ります。(QTVRの撮影って,見てる人からは絶対に怪しいと思われているに違いない。)

撮影した画像をiPhotoで取り込んだあと,PhotoStitchで開いて1枚の画像に合成し,JPEG画像に保存します。Photoshop CSでJPEG画像を開き,明るさ,コントラスト,色合いなどを修正し,アンシャープマスクをかけてから,縦400ピクセルくらいにリサイズして保存します。

MakeCubicでリサイズしたJPEG画像を開き,圧縮やTiltの設定を確認してQTVRムービーにコンバートします。

QTVRムービーをQuickTime Proで開き,ファイル-書き出しで「ムービーからファストスタートQuickTime VRムービー」を選択して書き出します。これでできあがり。

というわけで,PhotoStitchだけで作っていた頃に比べると,工程は増えましたが,その分Photoshopでレタッチできるようになったり,スクリーンのサイズを自由に設定できるようになったりと,かなり満足できる仕上がりに近づいてきたと思います。


※元のブログについたコメントを掲載させていただきます。

大変参考になります。
L型ブラケットと水準器は必須ですね。

>見てる人からは絶対に怪しいと思われているに違いない。
そうですね。街の中で人や車の動きを気にしながら20カット近くも撮るには、それなりに勇気がいります。
測量技師のヘルメットと衣装が必要かも.......。

今のところ180度(パノラマ)止まりですが、折角のQuickTime Proが宝の持ち腐れになってしまわないように、一回転してみたいですね。
kohatchan | Homepage | 08.03.04 - 1:09 pm | #

どうもどうも。
測量技師のコスプレをするのはいいアイデアですね。
私はTシャツに短パンという超リラックス・スタイルでしたので,余計怪しかったかもしれません。
後からこのエントリー見て,もう少し親切に書いておけばよかったなと反省しております。
近いうちにそれぞれのソフトウエアの設定画面のコピーなども交えて,もう少し詳しい解説を作りたいと思っています。
J's Garage | Homepage | 08.04.04 - 1:36 am | #