宇多田ヒカルの最新アルバム「HEART STATION」に収録されている、"Prisoner Of Love"がシングルカットされました。CDとDVDの組み合わせで、DVDに収録されたビデオクリップは、iTunesでも配信されています。
このビデオクリップは、宇多田ヒカルのプライベートスタジオを再現して、楽曲が生み出される過程を描くという、ちょっと変わったビデオになっています。
しかも、画面に登場する機材のほとんどが、宇多田の私物だというからビックリ。
機材は大きく分けて2つのセットに分けられていました。
1つは、MacBook ProとRoland PC-300、MOTU UltraLiteの組み合わせで、Logic Proを使った打ち込みセットかと思われます。MOTU UltraLiteの上にLaCie d2 Quadra Hard Driveも乗っていました。
もう1つは、MacPro、Cinema HD Display (23インチフラットパネルモデル) とCommand|8他の組み合わせで、Pro Tools HDを使ったレコーディングセットかと思われます。エフェクターやアンプなどがラックにセットされています。モニタースピーカーはYAMAHA MSP5のように見えました。
この他に、YAMAHAのグランドピアノと、コンデンサーマイク(Telefunken Ela M 250F)がセットされていました。
機材だけでなく、作詞用のノート、作業テーブル、ソファーなども、ほぼ私物で構成されており、制作過程の時間軸も忠実に追っている、とても凝った内容のビデオクリップになっていました。
PVとしては評価が分かれるかもしれませんが、音楽製作に興味のある人なら、かなりモチベーションが上がること間違いなし。
0 件のコメント:
コメントを投稿