届いたCDはWindowsとMacのハイブリッドになっていました。でも主に使うのは職場に持ち込んでいるWindowsノート機です。さっそくインストールして,FileMakerPro5で作ったデータベースを,次々と開いて変換する作業を行いました。変換はとてもスムーズで特に問題なし。
一点だけ問題が。複数のデータベースをリレーショナルに組み合わせているデータベースの場合,ポップアップメニューで値一覧を参照する際に,別のフィールドの値も同時に表示させるケースがよくあります。たとえば,品物のコードを入力する際に,品名も横に表示したほうが選択しやすいというような場合です。
値一覧を表示させている時は,コードの右側に品名が表示されますが,選択した後はコードだけがフィールドに入力されます。
そのように設定していたデータベースをFileMakerProp8で開いたところ,なぜかコードと品名と両方がフィールドに入力されてしまいました。なんでだろう?と悩んだあげく,フィールド書式をポップアップメニューではなく,ドロップダウンリストに変更することで解決できました。しかし,ポップアップメニューも使いたいので,なんとかして解決方法を探さなくてはなりません。
FileMakerPro8では,テーブルを外部のデータベースではなく,ファイルの内部に作成することができます。複数のデータベースを,1つのデータベースに統合することができるわけです。しかし,自動的に統合するには,FileMakerPro8 Advancedを使わなければなりません。
FileMakerPro8でこれを行うには,データベースにテーブルをインポートする作業を個々に行わなければなりません。ちょっと面倒くさいので,当分はこれまでのように複数のデータベースをリレーショナルさせる方法を続けるつもりです。
新しい機能としては,データベースをEXCELのワークシートとして書き出せるようになりました。これまではタブ区切りのテキストとして書き出して,EXCELで読み込んでいたので,作業性はぐんと上がったと思います。他にもPDFへの書き出しとか,メールへの書き出しもできるそうですが,いずれそのうちに試してみたいと思います。
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