iPhoto5は,iLife'05の中でも,もっとも大きく改善されたアプリケーションと言っていいと思います。個人的によく使う機能を中心に,ざっとレビューを書いてみます。
ジョブズの基調講演によると,新しいiPhoto5の主な新機能は次の5つです。
- 写真の整理と検索の改善
- MPEG4とRAWフォーマットに対応
- よりパワフルな編集機能
- 進化したスライドショー
- 新しいブック
Macにデジタルカメラを接続したり,メモリーカードをPCスロットに挿入すると,上のようにカメラの名称が表示されるようになりました。気は心というか,ちょっと嬉しいですね。
また,右側にはデジカメのアイコンとともに,読み込む準備ができたことが表示されますが,残念ながら機種別のアイコンというわけではありません。
これまでのアルバムやスマートアルバムの他に,フォルダを作れるようになりました。いくつかのアルバムをフォルダにまとめたり,同じフォルダ内に,関連するスライドショーやブックなどを整理することもできます。これは便利です。
私の場合,"200502”というように,月別のスマートフォルダを作成し,それをよりどころに写真をブラウズしているのですが,スマートアルバムをフォルダに収納してやることで,画面をすっきりさせることができますし,フォルダをクリックすれば中身を展開することもできます。
新しいカレンダーによる検索機能。ちょっとカレンダーが小さいのが難点でしょうか。私はあんまり使わないかもしれません。
写真の編集は,MacOSX TigerのDashboardのようなウィンドウで行います。色温度など,パラメータも増えました。が,私はiPhotoで編集する気はありません。写真をダブルクリックするとPhotoshopが起動するように設定しています。
スライドショーの設定画面。自動Ken Burnsエフェクトが気に入りました。スライドの再生時間を設定することもできますが,私はBGMに合わせて自動調整してもらうことが多いです。新しいトランジションとして,Keynote2.0にも採用された,ページめくりやドロップレットなどが追加されています。特にドロップレットはとても美しく,気に入りました。
スライドショーの個々の写真ごとの設定もできます。写真ごとに異なるトランジションを設定することもできるわけです。
この他,MPEG3とRAWフォーマットの取り込みや,新しいブックについては,いずれ機会がありましたら紹介したいと思います。
※元のブログについたコメントを掲載させていただきます。
最後のショットはスライド再生中に出せるんですねぇ。
知らなかったー。
yama | Homepage | 02.04.05 - 2:47 pm | #
あ,そうでしたか。私はスライドの中の写真を選択した状態で,「調整」をクリックして出してました。あとで確かめてみます。
J's Garage | Homepage | 02.04.05 - 4:33 pm | #
今確かめてみましたが,スライドショー再生中には「調整」は出せないみたいです。スライドショーを開いて,それぞれの写真を選択した状態で,「調整」をクリックするという方法になると思います。
J's Garage | Homepage | 02.04.05 - 6:09 pm | #
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