2004年1月26日

GarageBandなサンデーアフターヌーン

すっかり虜になっております,GarageBand。理屈抜きに楽しめるところがいいですねえ。

さて今回は,思いっきりファンクな感じのやつを作ってみました。
素材は全部GarageBand付属のループです。

ドラム・シェイカー・ベースは延々と同じフレーズが鳴っています。
そこにファンキーなギターが絡んできます。

その上にホーン・オルガン・シンセが,代わる代わる乗ってきます。

そして最後は,サザンロック風の(ということらしい)ピアノソロがぐわ〜っとやってきて,フェードアウトしながらエンディング,という構成になっております。

ループ音源のうち,ギター・シェイカー・ホーンの3トラックはサンプリング音源で,あとは全部,MIIDデータでソフト音源を鳴らしています。このくらいの編成が,私のPowerBook G4の限界っぽいです。

2004年1月25日

GarageBand

いやあGarageBandは楽しい。ループを選んで適当に鳴らしているだけでも十分楽しい。そこで,MWSF基調講演でSteve Jobsが楽しそうに作っていた,あのループだけでできちゃった曲を再現してみようといろいろやってみました。

基調講演のQuickTimeストリーミングを何回か見ながら,近い音源を探してみました。あの曲(仮にMySongとしておきます)は,全部で9つのトラックからできています。

  1. Acoustic Guitar (Classic Rock Steel 02)
  2. Acoustic Bass (Woody Latin Bass 01)
  3. Drum Kit (80s Pop Beat 09)
  4. Piano (Delicate Poano 18)
  5. Acoustic Guitar
  6. Electric Guitar (Funky Electric Guitar 03)
  7. Saxophone (Latin Horn Stabs 01)
  8. Horn|Wind (RnB Horn Section 05)
  9. Strings

しかし,5のAcoustic Guitarと,9のStringsは,ずいぶん探しまわりましたが同じ音源は見つかりませんでした。きっとJobsのマックにはJam Pack がインストールされていたんだろう,とあきらめることにしました。



2004年1月24日

iLife'04

マックワールドSFの後,速攻でアップルストアに注文を入れていたiLife'04が到着しました。早速PowerBook G4(867Mhz)にインストールして使ってみました。

iPhoto

私のiPhotoには2500枚くらいしか入れていませんので,スピードアップの効果はいまいち分かりませんでした。
ハードディスクの容量の関係で,その年に撮影した写真だけをiPhotoにいれて,古い写真はフォルダごと別のハードディスクに移してあります。なかなか一元管理は難しいですね。

Garageband

デモソングをいくつか聴いてみましたが,トラック数の多いやつは途中で「ハードディスクが遅い」とかいう表示が出て止まってしまいました。悲しい...
それから,ループを使って新しい曲も作ってみました。これは結構楽しいです。
ループはサンプリングばっかりかと思っていたら,ソフト音源を使う,つまりMIDIのループも結構あるみたいでした。
こいつはiMovieのBGMをちょこちょこっと作って楽しむには最高ですね。

iMovie

以前作ったムービーを読み込んで,タイムライン上でクリップをマウスで簡単にトリミングできることを確認しました。いままで,いちいち切り取り作業をしていたのに比べると,これは作業時間を大幅に短縮できると思います。

iDVD

以前作ったプロジェクトを読み込んで,DVDを作る作業をしてみました。
う〜ん,あんまり変わっていないかも。
新しい機能であるイントロムービーの使い方がいまいち分かりませんでした。


2004年1月8日

MacWorld SF 2004

毎年1月のお楽しみ。マックワールドエキスポがサンフランシスコで行われました。ここ数年はQuickTimeストリーミングでライブ中継してくれるので,日本にいながらにしてジョブズの基調講演が見られるのがうれしい。

さて,今回の目玉はiLife'04とiPod-miniだったと思います。

iLife'04の登場とともに,これまでフリーダウンロードが可能だったiPhoto,iMovieが有償のアプリケーションになりました。iTunesはMusicStoreとの関係でフリーダウンロードが継続されるようです。有償とはいえ,まったく新しいアプリケーション,"GarageBand"を含んだパッケージで5,800円というのは十分リーズナブルなものでしょう。

iPhotoは動作スピードがアップしたらしいのと,iTunesのスマートリストのようなスマートアルバムの採用がうれしい。こいつをうまく使えば,これまでできなかった,時系列にそったブラウジングが可能になります。

iMovieはタイムライン上でのクリップのトリミングが,これまでより簡単にできるようになった。これまではイン点アウト点を指定して切り出していたのが,クリップの前後をマウスでドラッグするだけで,切り出しのポイントを指定でき,しかも元のデータは残っているので,何度でもやり直しができる。

ところで,ファインダから静止画像をドラッグ&ドロップすると,勝手にKenBurnsエフェクトがかかってしまうバグはなおったのかな?

iDVDはついに2時間までのエンコードが可能になった。これはうれしい。また,デジカメ画像でスライドショーを作る時にKeynoteのようなトランジションが使えるようになったのもうれしい。

それからまったく新しいiアプリケーションであるGarageBand。名前にGarageがついているところが,ガレージから出発したアップルらしくていい。

一昨年,Logicというプロ向け音楽ソフトを作っているドイツのemagic社がアップルの傘下になった時,近い将来このようなエントリー向けの音楽ソフトが出てくるだろうと予測した人がいましたが,満を持しての登場。実物こそ見ていませんが,基調講演を見た限りでは,かなりの完成度と感じました。

私自身,Logicを使っていますが,このGarageBandには非常に期待しています。
Logicとのインポート,エクスポートがどれくらいサポートされているのか気になりますが,さわっているだけで楽しくなるようなアプリケーションだと思います。

最後にiPod-miniですが,私は買いませんが,そこそこ売れるのではないでしょうか。爆発的に売れるかどうかはちょいと疑問。

256MBくらいの半導体メモリータイプのMP3プレイヤーで問題を感じていない人が,わざわざ4GBのiPod-miniに買い替えたりするのだろうかと思う。

私の場合は,iTunesやiPodを使い始めてからCDを買う枚数がぐぐっと増えてしまったタイプなので,今使っている5GBのiPodですら,ない頭をしぼって泣く泣く曲をカットしている状態です。