2台目となる新しいデジタルカメラを買いました。今年3月に発売されたばかりの,スタミナサイバーショット DSC-S70というデジタルカメラです。
この機種に決めた理由はいくつかありますが,
- 334万画素
- 光学3倍,デジタル6倍のズームができるカールツァイスレンズ
- 2時間以上の連続撮影が可能なバッテリー
- MPEGムービー撮影
- USBケーブルなどの付属品が標準添付
といった点が決め手となりました。
最初は「300万画素なんて必要ないじゃないか」と思っていたのですが,デジタルズームを使用する場合や,撮影した画像の一部をトリミングして使用する場合などを考えて決めました。
また,撮影時に画素数を最大2048×1536ピクセルから,最小640*480ピクセルまでの5段階から選択することができるので,プリントを必要としない用途の場合などは,画素数を落とすことによって,より多くの枚数を撮影できるようになります。
実際に使ってみて,300万画素の威力は素晴らしい。特にフォトプリント用の光沢紙を使用したプリントでは,写真に迫る高画質が得られます。
次にレンズについてですが,これまで使っていたデジタルカメラ(富士フィルムDS-8)の35万画素と比較するのは,あまりにも可哀想ですが,画像の隅から隅までくまなくピントが合っているという感じで,くっきりとしています。
これまでのデジタルカメラにはズームがなかったので,あまり被写体に近づくことができない場合には,画素数の少ない荒い画像になってしまいましたが,ズームと334万画素の組み合わせだと,思い通りの構図を得ることができます。
バッテリーは,ハンディカムにも採用されているソニー独自のインフォリチウムですが,これの素晴らしいところは,バッテリーの残量を分単位で表示してくれることで,バッテリーの残量が少なくなっても,安心して使えるのが大きいです。
MPEGムービー撮影はまだ試していませんが,ゴルフのスイングなどを撮るには十分な時間の撮影ができます。
画像の転送には,USBケーブルを使う方法と,メモリースティックをアダプタを介してパソコンに取り込む方法がありますが,いまのところ標準添付のUSBケーブルを使って転送しています。
パソコンとデジタルカメラをUSBケーブルで接続しておいて,デジタルカメラの電源を入れるだけで,自動的にPCモードで立ち上がり,パソコンのマイコンピュータの中にリムーバブルディスクとして認識されるので,ドラッグ&ドロップでフォルダごとコピーすることができます。
メモリースティックは16MBのものを使用していますが,目一杯使用した状態でも,30秒もかからずに転送が完了するので,メモリースティックアダプタを使用するよりも転送にかかる手間と時間が短くすむようです。
パソコン雑誌「PC Life」5月号の「いちばん使いやすい300万画素デジタルカメラはどれ!?」という記事では,ベストチョイスに選ばれていました。